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お葬式前夜の通夜とは何を行うものなのか

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葬儀の前夜には通夜(つや)が行われます。通夜は夜伽(よとぎ)とも呼ばれます。通夜に参列されたことがある方も多いと思いますが、通夜とは本来何をするものでしょうか。

 

通夜とは

 

近親者が亡くなったあと、遺族や親族などが故人に付き添い一夜を過ごし別れを惜しむ時間を、通夜といいます。

 

通夜というのは、本来お釈迦様が亡くなったときに、その弟子たちがお釈迦様を偲んで一夜を明かしたことが由来とされています。

 

これと同じように、故人との思い出を家族で語り合ったり、故人を忘れないように心に刻み込んだりする大切な時間なのです。

 

このとき、ろうそくや線香を絶やさないようにしなければいけません。これには様々な説がありますが、死者の魂が迷わず極楽へ行けるようにとの願いが込められています。

 

実際に行われる通夜の内容は、一般的には次のような流れで行われます。

 

@受付開始
A僧侶入場
B通夜開式
C読経
D焼香
E喪主挨拶
F僧侶退室
G通夜閉式
H通夜振る舞い

 

このような流れで進行します。最後に通夜振る舞いが行われます。この通夜振る舞いというのは、親しい人たちで故人を偲びながら食事を行うことです。

 

ちなみに、故人を偲ぶの「偲ぶ」とは、過ぎ去った時間や遠く離れた人を思い慕うということです。つまり、「亡くなってしまった人を忘れずに尊敬の念をもとう」という意味になります。

 

話を戻しますが、この通夜振る舞いは肉や魚を用いない「精進料理」が出されることが多いです。しかし、時代が変わってきたのか、最近ではそのようなしきたりにこだわらず、肉や魚を通夜振る舞いに出されることがあります。実際に、私が住んでいる地域ではお寿司や肉料理が当たり前のように出てきます。

 

葬儀や通夜のしきたりは、地方によって様々な形式があります。ここでは一般的な通夜の流れを解説していますが、実際に葬儀や通夜を行うときは、地域の習わしに従って進めるようにしましょう。

 

近年の通夜事情

 

一昔前は、「通夜は故人と親族の最後の夜だから、親族以外の人はたとえ親友であっても遠慮するべき」という考え方が一般的でした。

 

しかし、最近では親族だけではなく、友人や会社の同僚も通夜に参列することが当たり前になってきました。この背景には、仕事などの事情から平日の昼間にある葬儀に参列できないことが挙げられます。

 

そのため、18:00〜19:00くらいから受付が始まり、遅くとも22:00くらいには終了する短い通夜が一般的になっています。このような通夜を「半通夜」といいます。

 

弔問者(ちょうもんしゃ:葬儀、通夜に参列する人)は葬儀に参列できなくても、半通夜に参列することで追悼の意を表すのです。半通夜に参列できない場合は、葬儀に参列することがマナーとなります。

 

親族はもちろん、友人や知人の方にとっても通夜は故人と過ごせる最後の時間です。通夜の意味を理解し、個人都の最後の時間を大切にしてください。


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