【ゴミ屋敷片付け】糸島市で障がい者支援施設様より汚部屋清掃の依頼

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糸島市でゴミ屋敷片付け・汚部屋清掃を行っている業者「アークサービス」です。今回は、福岡県糸島市前原のアパートにお住まいの50代女性、H・Y様からのご依頼をいただいたときの事例を紹介します。

 

ご相談内容

今回の事例は、ある障害者支援施設の女性スタッフの方からお問い合わせがありました。内容は次のようなものでした。

 

「私は、福岡県糸島市前原にある障害者支援施設の○○という者です。実は、うちに通っていらっしゃる患者様のご希望で、家の片付けをしていただきたいのです」

 

「私はH・Y様の担当をさせていただいており、実際にアパートを見たこともあるのですがかなりひどいです。ゴミをかき分けないと移動も難しい状態です」

 

「現在H・Y様は80代のお母様と暮らしていらっしゃるのですが、二人とも足を悪くされており、家の片付けや掃除が難しいのです」

 

「お見積りをお願いしたいのですが、正直なところ金銭的に余裕があるご家庭ではありません。したがって、とりあえずお見積りだけでもよろしいですか?」

 

このように、障害者支援施設のスタッフの方から、患者様の家の片付けに関するご相談でした。弊社では、お見積りのみでも大歓迎のため快諾しました。

 

「ありがとうございます。それでは、○○日の11時にH・Y様のご自宅でお待ちしています。私(スタッフ様)も同行しますので、よろしくお願いします」

 

今回の事例のように、介護施設や障害者施設からのお問い合わせをいただくことは多いです。このような施設のスタッフの方は、散らかっている程度の掃除であればやってくれるところもあります。ただ、大量の不要品処分となると専門外のため、弊社のような専門業者にご相談があります。

 

今回も、スタッフ様では「無理」と判断されたケースで、本人の代わりにお問い合わせをいただいたのでした。後日、お見積りにうかがうことになりました。

 

お見積り

お見積り当日、福岡県糸島市前原の現場へ向かいます。お約束の時間より少し早く到着したのですが、すでに女性スタッフの方が到着されていました。

 

H・Y様と施設スタッフ様にご挨拶をして平屋のアパートを見てみると、入り口付近にさまざまなモノが置いてあります。それは、ダンボール、プラスチック容器、花が枯れたままのプランター、ボロボロのよしずなどがあり、通路をひどく圧迫しているためスムーズに玄関に入ることができません。

 

モノを倒さないように注意しながらアパートの中に入ります。部屋の中では、80代のお母様がおられ、「足が悪くて座ったままですみません。今日はよろしくお願いします」と、とても申し訳なさそうに話をされました。

 

部屋を確認してみると、ほとんど床が見えない状態までゴミが堆積しています。かろうじて生活動線(よく使う場所や通路)が見えている状態です。

 

お見積りのため、部屋の様子を確認しているとき、H・Y様から次のようなお話を聞くことができました。

 

「もともと私も母も片付けが苦手なのです。交通事故で足を悪くして、さらに片付けができなくなってしまいました」

 

「これまで、少しずつゴミを処分していたのですが、あるときから全く片付けをしなくなりました」

 

「床が見えないほどゴミが溜まってくると、私では片付けられないと思い諦めてしまったのです」

 

「私がこのような状態(足の障害)なので、母には悪いと思いつつそれから何年も放置してしまいました」

 

このように話してくださいました。さらに、現在の身体の状態もお聞きしましたが、左足が麻痺しており、かろうじて歩くことができるそうです。また、お母様は高齢からくる足腰の衰えで歩くこともままならないそうです。

 

部屋の状況をすべて確認したあと、正規のお見積りを提示しました。今回はお見積りのみのご依頼です。これから相見積をりも行い、「じっくりと検討してみます」とのことでした。

 

2日後、障害者施設のスタッフの方からご連絡をいただきました。その内容は次のようなものでした。

 

「先日はお見積りありがとうございました。あれから他の業者様にもお見積りを取り、その内容を踏まえてH・Y様と話し合いました」

 

「その結果として、アークサービス様にお願いすることになりました。料金は他にも安いところもあったのですが、H・Y様の心情的にそちらにお願いしたいそうです」

 

「つきましては、アークサービス様のご都合を教えていただき、H・Y様の都合とすり合わせて作業日程を決めたいと思います」

 

このような内容でした。数ある業者の中から弊社を選んでいただいたことに感謝しながら、弊社のご予約状況をお伝えしました。

 

また、障害者の方の支援をされているスタッフ様は、ここまで親身に障害者の方のお世話をされている事実を知り、感動を覚えました。そして後日、日程を調整していただき作業の日取りが決まりました。

 

作業内容

お約束の日に、福岡県糸島市前原の現場へ向かいます。今回は、障害者施設のスタッフ様も作業をしてくださるそうで、大変ありがたかったです。

 

H・Y様と、最終的な打ち合わせを行います。この打ち合わせは、処分するモノと残すモノの最終確認になります。このときH・Y様は、快適に生活できず困っていらっしゃるのですが、処分することに対して後ろ向きでした。

 

そこで、弊社から次のようなご提案をいたしました。

 

  • 入り口付近はできる限り片付けたほうが良いこと
  • 普段使わないモノは、思い切って処分した方が良いこと
  • 普段利用する場所は徹底的に掃除をすること

 

このようなご提案をさせていただきました。今後使う「かも」しれないもののために、生活スペースを圧迫させることは無意味です。それよりも、普段よく使う場所や通路のためにスペースを確保するほうがよっぽど有意義であるとご提案しました。

 

このとき、施設スタッフ様も「確かにそのとおりですね。これを機に、思い切って処分されてはいかがですか」と、弊社のご提案に賛同していただきました。

 

H・Y様は少し迷われていましたが、施設スタッフ様の一言で片付ける決意をされたのでした。最終確認を終え、さっそく作業にとりかかります。

 

まずは入り口をきれいにしなければいけません。足が不自由な方にとって、この狭い通路は危険です。H・Y様に確認を取りながら次々と運び出していきます。施設スタッフ様も頑張っていただきました。

 

このとき、共同で作業している施設スタッフ様からさまざまなお話を聞くことができました。

 

「健康な方が事故などで障害を持つと、これまでできていたことができなくなるため気持ちが弱くなってしまうことが多いのです」

 

「私どももできる範囲での支援はしているのですが、ここまでになるとお手上げです」

 

また、弊社の業務にとても興味を示されて、いくつもの質問をお受けしました。弊社の答えを楽しそうに聞いてくださり、大変な作業もいくぶん楽に感じます。

 

外回りが終了すると次は部屋の中です。最初にお母様の寝室を片付けます。片付けが終わったところで、お母様に移動していただきます。スタッフ様が手を取り、ゆっくりと寝室まで連れて行ってくださいました。

 

同時にH・Y様もお母様の寝室で待機していただいたところで、他の部屋を一気に片付けます。弊社で処分の判断がつかないものは、その都度H・Y様に確認を取りつつ効率よく作業を行います。

 

今回の現場は分別が一切行われておらず、飲み残しのペットボトルも大量にありました。そのため分別に時間がかかります。

 

施設スタッフ様も懸命に作業を行っていただいていますが、なれない作業のためお疲れの様子です。適度に休憩を挟みつつ作業を進めていきます。

 

スタッフ全員の頑張りもあり、開始からおよそ7時間で見違えるほどきれいになりました。きれいになったところで、寝室で待機していただいていたH・Y様とお母様に確認をしていただきます。

 

きれいになった部屋を見て感動してくださり、とても丁寧な感謝の言葉をいただきました。お母様は、「こんなことお願いしてすみませんでした」と最後まで申し訳なさそうにされていました。

 

弊社から、「そのために私どもがいるのです。気になさらないでください」とお伝えし、今回の作業はすべて終了となりました。

 

最後に、手伝ってくださった施設スタッフ様に感謝の気持ちをお伝えしました。すると、「今後もなにかありましたら、アークサービス様にお願いしたいと思います。今日はありがとうございました」とありがたい言葉をいただき、現場をあとにしました。

 

弊社の片付けサービスは、このように身体が不自由な方や、何らかの理由で一時的に片付けができなくなった方を支援するために存在します。どのようなお悩みでもかまいません。部屋の片付けでお困りのときは、弊社までご相談ください。

 

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