なぜ生前整理を始めることができないのか

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生前整理を行うためには、生前整理の必要性に気づくことが重要です。なぜなら、必要性を感じなければ、生前整理を行おうと思わないからです。

 

実際のところ、生前整理の必要性を「なんとなく」感じている方は多いです。ところが、生前整理の必要性を「心から」認識するのはとても難しいです。

 

そのため、実際に行動に移せない方が多いのです。弊社がいただくご相談の中には、「母も口では『やったほうがいいのだろうね』といってくれるが、行動してくれない」という内容もあります。

 

それでは、なぜ生前整理について必要性を感じているにもかかわらず、行動に移すことができないのでしょうか。ここでは、その理由について解説していきます。

 

経験しないとわからない

 

生前整理の必要性を感じているにも関わらず、なぜできないのでしょうか。その理由は、「経験がない」からです。

 

当たり前のことですが、人間に死は一度しか訪れません。また、家族の死に直面することも何度も経験することではありません。そのため、普段から生前整理を意識している方はほとんどいないのです。

 

意識することができないのであれば、そもそも生前整理をしようとは思いません。テレビなどで生前整理の特集を見たとしても、どこか他人事のように写ってしまいます。

 

このようなことを偉そうにいっていますが、私も生前整理の必要性を感じていませんでした。私が生前整理の必要性を心から認識できたのは、実際の「遺品整理」の現場です。

 

それまでは、生前整理は「気になる人はしたほうが良い」程度の認識でした。しかし、実際に遺品整理の現場を経験するとその考えは吹き飛びました。

 

残された遺族の方が、体力的にも精神的にも苦労して遺品整理をされる姿を目の当たりにしたことで、「絶対に死ぬ前に身辺整理をしておこう」と思えるようになったのです。

 

恐らく、遺品整理に苦労された方は、生前整理の重要性を認識されているのではないでしょうか。しかし、こればかりは経験してみないとわからないことです。

 

生前整理を意識する

 

それでは、どのようにすれば生前整理ができるようになるでしょうか。その答えは、「学ぶ」ことが大切になってきます。

 

生前整理を学ぼうとすることで、さまざまな情報を得ることができます。例えば、自分で苦労した経験がなくても、他人の経験談を聞いたり読んだりすることで、生前整理がどのようなものをかを知ることができます。

 

また、当サイトの別の記事にもありますが、生前整理のメリットについて理解すると「生前整理をしたい」と思えるようになります。しかし、意識的に学ぼうとしなければ、このような情報を得ることができず、なんとなく他人事に思えてしまうのです。

 

生前整理は自発的に行うものです。生前整理が少しでも気になるのであれば、情報を収集し、実際の生前整理はどのようなものなのか、また、生前整理をしない場合はどのようなデメリットがあるのかを知ることが大切です。

 

弊社ホームページでは、生前整理や遺品整理の実例を数多く紹介しています。その中で、実際に経験した人の苦労や喜びを知ることができます。

 

これまで、「なんとなくしたほうが良い」と感じてはいたものの、なかなか行動に移せなかった人は、弊社ホームページを隅々までご覧ください。きっと、生前整理をしたくなると思います。

 

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