実家の片付けを行うタイミングを知る

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実家の片付けを行う際、どのタイミングで親に切り出せば良いのかわからないことがあります。しかし実際のところ、「いつから片付けを行うべきか」という問いに対して、明確な答えは決まっていません。

 

また、その人のライフスタイルによっても、片付けを切り出すタイミングは大きく異なります。したがって、親に片付けを切り出すタイミングがわからないのは当然です。

 

このように、「親に片付けを切り出すタイミング」には決まった正解はありませんが、目安があると片付けを始めるきっかけになると思います。そこでここでは、実家の片付けをはじめるタイミングについて、さらに掘り下げて解説していきます。

 

親の身体変化、環境の変化は片付けを始めるチャンス

 

理想としては、普段から整理された部屋であることが望ましいです。しかし、それが難しいのであれば、あるタイミングで片付けを行うように切り出す必要が出てきます。

 

それでは、片付けを切り出すタイミングとはいつでしょうか。私が考える片付けを切り出すタイミングとして、「身体的変化」と「環境の変化」があったときの2つが考えられます。このことについて、詳しく見ていきます。

 

1.身体的変化

 

以前はいくら元気な親御さんであっても、老いは必ず訪れます。そして、その老いによって、これまでできていたことができなくなっていきます。これは人間である以上、避けては通ることができません。

 

このような肉体的な変化が訪れたときは、片付けに適したタイミングといえます。それでは、どのような変化が表れたときに、実家の片付けを意識すると良いでしょうか。

 

・床に物を置くようになった

 

床にモノを放置することが目に付くようになったときは、身体が衰えてきた証拠です。元の位置に戻す作業が億劫になり、これまでは適切に整理できていたことが難しくなっている可能性があります。

 

このような場合は、実家を整理し、親御さんの身体に合わせた家作りを意識する必要があります。

 

・食品の賞味期限を切らすことが増えた

 

冷蔵庫などに、期限切れの食品が放置してあるようであれば、食品を期限内に使い切る判断が鈍くなってきたと考えられます。このように判断が鈍くなってくると、いつの間にかモノが溢れかえってしまうことがあります。

 

・以前よりも外に出ることが少なくなった

 

これまで趣味などで活発に行動されていた親御さんでも、外出する頻度が減ってきてはいないでしょうか。これは、体の衰えから、外に出かけることが億劫になってきた証拠かもしれません。

 

・怪我や病気を患った

 

怪我が原因で、寝たきりにならないまでも、歩くことが困難になった場合や、認知症を患ってしまった場合は、実家の片付けを速やかに行う必要があります。

 

怪我の7割は、家内で起こっているといわれており、モノが多すぎる部屋が怪我をしやすいのは言うまでもありません。そのため、少しでも危険を排除し、快適に生活をしてもらえるようにしましょう。

 

2.環境の変化

 

これまでとは違う生活になるときは、片付けを行う絶好のタイミングです。ほとんどの場合、必要に迫られて行うことになるので、反対されることは少ないです。ここでは、そのときに考えられる主なケースについて解説していきます。

 

・親の退職後

 

親の退職時は、第2の人生を歩む上で、家の整理を考えるタイミングであるといえます。これまでとはライフスタイルががらりと変わり、その状況に応じた部屋にする必要が出てきます。

 

・介護施設などへの入居

 

最近では、介護施設への入居のために、家を引き払う方が多くなっています。介護施設の個室は広くないため、荷物を厳選して持ち込まなければなりません。

 

中には、入居が決定しているにもかかわらず、家の整理が追いつかないため、入居日が伸びている事例もあるようです。このような事実からも、介護施設への入居を考える段階から、実家の片付けを意識することが大切になってきます。

 

・子供と同居することになった

 

親が一人で実家暮らしをするのが難しくなってきた場合、子供夫婦が実家に同居するという選択肢を選ぶ方がいます。

 

この場合、2世帯で生活をすることになるので、親御さんと子供側とで、折り合いをつけて整理をすることになります。2世帯分の荷物を、全てを残しておくことは不可能なので、整理を必ず行うことになります。

 

・引越し時

 

一軒家に一人で済むことが困難になった親御さんのために、コンパクトで便利なマンションに引っ越してもらうという方も多いです。

 

このような引越しのときは、片付けをする良いタイミングです。規模にもよりますが、一軒家分の荷物をマンションへ入れることは難しいです。そのため、必ず整理をして荷物をコンパクトにする必要があります。

 

3.その他のタイミング

 

上記以外のタイミングとして、次のようなことも考えられます。

 

・親が亡くなった後に遺品整理行う

 

遺品整理の現場では、「どうしても片付けをさせてくれなかった」というお話を聞くことが多いです。このような方は、同時に「生前の整理は諦めていた」と話してくれます。

 

ただし、これも一つの選択肢です。なにをやっても片付けに応じてくれないのであれば、そのときは親の気持ちを優先して、片付けを行わないという決断をすることも大事です。

 

・まだ元気なうちに片付けをする

 

病気や老いなどから、身体が不自由になると、片付けをする意思があってもできないことがあります。そうなると、残すものを親御さんご自身で厳選できません。

 

そこで、心と身体が健康なうちに片付けを始めると良いです。親御さんも片付けに参加することができ、満足のいく整理をすることが可能になります。

 

・親が片付けたくなったときに片付けをする

 

これまで家の整理を行う意思がなかった親御さんでも、何気ない心境の変化から、「少し片付けてみようかな」と思うときがあります。

 

このようなに心境の変化があった場合、そのタイミングの逃さず、快く片付けの手伝いをしてあげましょう。このタイミングを逃すと、次はいつ「やる気」になってくれるかわかりません。

 

普段の会話の中でも、頭の片隅にこのことで覚えておくことで、絶好の機会を逃さないようにすると良いでしょう。

 

これまで説明してきたように、実家を片付けるタイミングはたくさんあります。その中から、あなたとあなたの家族にとって、最もふさわしいと思えるタイミングで片付けを行ってください。くれぐれも、焦って失敗することのないように、気長に取り組むことが大切です。

 

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