買わない習慣を身につけ、無駄なものを増やさない方法

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モノが増える原因は、「モノを買う」からです。当たり前のことですが、実際には多くの人が無駄なものを購入してしまいモノを増やしてしまいます。

 

ここでは、つい買ってしまいそうになるときに役に立つ、買わない習慣の考え方について解説していきます。

 

衝動買いをしない

 

衝動買いをしてしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。しかし、買ったものの結局使ってないものはないですか? 衝動買いをしたものは、無駄になることが多いようです。

 

そもそも、衝動というのは一時的な欲求です。心から欲したものではなく、一時的に欲しくなっただけなので、本当に必要なものではないことが多いようです。それでは、この厄介な衝動を抑える方法を見ていきます。

 

冷静になる

 

「あ、これほしい!」と思ったら、一度立ち止まって10秒ほど心の中で数えてください。すると、不思議なことに欲しいという気持ちが薄れます。いったん心を落ち着けると、「なぜあんなもの欲しくなったんだろう?」と不思議な気分になります。上手に欲望をコントロールしてください。

 

企業の戦略を知る

 

世の中の企業は、お客様に商品を買わせるには、どうすればよいのか常に知恵を絞っています。私も店舗経験があるのでよくわかります。商品の配置やセールストークは常に勉強していました。

 

したがって、このような買わせるためのテクニックを覚えておくことで、企業側の戦略に惑わされないようにすると良いです。次のフレーズは、衝動買いをさせるためによく使われます。

 

・今だけ
・あなただけ
・残りわずか
・ここだけ
・特別に
・さらにこちらもプレゼント
・タイムセール
・金利手数料無料
・配送料無料
・2点目半額
・セット価格
・お試し価格

 

このようなフレーズは要注意です。「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」などは、よく見かける文章ではないでしょうか。ただ、そんなわけがありません。これらのフレーズは、「今買わなければ損しますよ」、「まとめて買わなければ送料がかかりますよ」と、あなたの心理に訴えかける常套戦略です。

 

これらのフレーズをみたら、「確かに金額的にはお得だが、はたして本当に必要なものなのか?」と冷静に考えるようにしましょう。

 

雑音をシャットアウトする

 

例えば、ダイエット中に料理番組ばかり見てしまうと挫折してしまいます。その他、デパートやショッピングセンターでウィンドショッピングをしていると、つい欲しくなります。

 

これがわかっているのであれば、そもそもそのようなところに近づかないようにしましょう。目的も無いのにショッピングセンターをウロウロするのは馬鹿げていると思ってください。

 

その他、広告を見ないことも効果的です。世の中広告だらけなので、全く見ないようにすることはできません。ただ、テレビ、雑誌、ネットなどの広告を極力見ないようにすることはできます。

 

また、安易にネットの広告をクリックしないようにするなどの方法も効果的です。必要なものは、すでに持っていることを自覚することが大切です。

 

余分なお金を持ち歩かない

 

人は財布の中を確認したとき、「今日必要な分のお金は入っているけど、何かあったときのためにもう少し入れておこう」と考えます。しかし、間違いなく何もありませんので余分なお金を入れてはいけません。この少し余分なお金が心の隙となっり、余計なものまで買ってしまいます。

 

その他、カードを持たないことも効果的です。カードでしか買うことができない買い物は、今のあなたには不相応であることを自覚しなければなりません。分割でしか買えない高価な服やアクセサリーなどは本当に必要なものでしょうか。

 

ポイントをためるという理由でカードを使う人もいますが、余計なものを買わないほうがポイントをためるよりお金は残ります。

 

買い物によるストレス発散は効果が低い

 

ストレス発散のために買い物をしてしまう人がいますが、買うことによるストレス発散は一時しのぎにしかなりません。ものを買う時一番幸福なのは、買うまでの瞬間です。いったん自分のものになると物欲が満たされ幸福感は薄れてしまいます。

 

また、ストレス発散で買ったものは、本当に必要で買ったものではないため愛着がわかずすぐにいらなくなることが多いです。こうなると、ストレス発散の為に買ったものが今度はストレスの原因になってしまいます。

 

それならば、同じストレスを発散するにしても、ものを買うより体験を買うことをお勧めします。おいしい食事や楽しい旅行は、いつまでも思い出としてあなたを楽しませてくれるばかりか、ゴミになることもありません。

 

代用する

 

必要と思うものが家にないとき、すぐに買うのではなく代わりに使えるものがないか探してみてください。

 

例えば、冠婚葬祭で礼服が必要と思っていても、実はダークスーツでも失礼ではない場面があります。このように、必要と思っているものでも、実際には他のもので代用できることはたくさんあります。

 

物を増やさないためには、買わないことが最も効果的です。しかし、多くの人はつい無駄なものを買ってしまいがちです。

 

したがって、本当に必要なものを見極めるだけでも十分効果はあります。買わない習慣が身についてくると、これまでいかに無駄なものを買っていたのか自覚することができます。

 

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