インターネットで信頼できる汚部屋清掃業者を探すコツ

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ゴミを大量に溜め込んでしまい、大量の不要品を処分しなければならない場合、ご自身では解決できないことがあります。同様に、遺品整理や生前整理を行うときも、大量の不要品が出ることが多いためご自身で行うことが難しいです。

 

このような場合の選択肢として、家族や知人に協力を仰ぐ方法とプロに頼む方法が考えられます。家族や知人に協力してもらうことで解決できるのであれば最善の方法だと思います。

 

しかし、プロに頼むとなるとそのための業者探しから行わなければなりません。このとき、ある問題に気がつきます。それは、「どこに頼んでいいのかわからない」ことです。

 

弊社ではゴミ部屋片付けや遺品整理を実際に行っていますが、こうした声はさまざまな場面で聞くことがあります。実際の例として、次のような言葉をお聞きします。

 

・どこに頼んでいいのかわからなかった
・どのような人が来るかわからないので不安でした
・対応がひどいところ(業者)があって、とても頼む気になれませんでした

 

不要品回収業者というのは、普段からお世話になるものではありません。したがってほとんどの方がはじめて利用することになります。

 

そして、このような「どこに頼んでいいのかわからない」という問題にぶつかってしまいます。そこでここでは、初めて不要品回収業者を利用するに当たって、信頼できる不要品回収業者を選ぶためのコツを紹介していきます。

 

ホームページでは本当のところはわからない

不要品回収業者を探すとき、最も確実で安心できる探し方は何でしょうか。それは、実際に利用したことがある人に聞くことです。つまり、「口コミ」です。

 

実際に利用したことがある人の体験談は最も信頼できる情報になります。その人の感覚にはなりますが、「電話の対応」「スタッフの対応」「実際の料金」など知りたい情報が全てわかります。

 

ただ、あなたの周りに実際に不要品回収業者を利用したことがある人がいるとは限りません。この場合の方法として、多くの人はインターネットを使って情報収集します。

 

しかし、ほとんどの人は業者のホームページを見てみても、どこも同じような内容なのでさらに混乱します。それに、正直なところホームページを見ただけでは信頼できる業者を判断することはできません。

 

その理由は、実際に会ってみないとわからないからです。結局のところ、業者とはいえ「人」が重要になってきます。どれだけホームページ内でいいことが書いてあったとしても、実際に会ってみると信頼に値しない業者であったということもあるのです。

 

これは、相見積りのときなどに強く感じます。例えば、次のような言葉は良く聞きます。

 

「ありえない金額を提示された」
「足元を見るような言い方をされた」
「(料金が高すぎて)断ると、不機嫌な態度をとられた」

 

このようなことからも、ホームページを見ただけでは優良な業者かわからないのは本当のことです。しかし、そんなことを言っていてはどこにも頼めなくなってしまいます。

 

そこで、最低でも次に挙げるポイントは押さえているホームページを選ぶことで、後悔するような可能性が低くなります。

 

顔が見える

お客様の声として、「どのような人が来るのかわからない」という声は多いです。これは当然のことであり、皆さんが同じように不安に思われています。

 

優良な業者であれば、代表者やスタッフの写真を載せ、プロフィールまで掲載しています。このような業者は、お客様の不安をできる限り取り除く努力をしています。

 

また、全て公開することは、逃げも隠れもしないという自信の表れでもあります。このような業者は、頼できる業者であるといえます。

 

料金を提示している

不要品回収業者のホームページの中には、一切料金を提示していないところがあります。このような業者は避けたほうが懸命です。

 

なぜなら、不当な料金を提示される可能性があるからです。ホームページ内に料金が記載されていなければ、その業者の利用する目安がありません。

 

中には、「見ないとわからない」の一点張りで、電話では絶対に教えてくれない業者も存在します。もちろん、実際の現場を見ないと正確な料金を出すことはができないのは本当です。しかし、実績と経験があれば、概算で料金をお伝えすることは可能です。

 

このようなことからも、ホームページ内に料金を提示していることは、重要なポイントになります。

 

これまでの実績を紹介している

問題を抱えているお客様に対し、どのような方法で業務を遂行してきたかは重要なポイントです。そのため、これまでの実績を紹介しているホームページは信頼度が上がります。

 

有益な情報を提供している

信頼できる業者の多くは、お客様のために有益な情報を公開しているところが多いです。これは、普段の業務の中でお客様がどのようなことで悩み、それを解決するためにはどのような方法があるのかを、真剣に考えていなければできないことです。

 

そのため、有益な情報を公開している業者は、本気でお客様の立場に立って業務を遂行しているところが多いです。このような業者は信頼できる業者であるといえます。

 

熱意が伝わる

感覚的なところで申し訳ないのですが、「その企業の熱意が伝わる」ホームページの業者は、優良である可能性が高いです。

 

ホームページを見て「ここなら何とかしてくれる」と思わせてくれる業者は少ないです。そのため、業者選びは迷ってしまうのです。

 

逆に、「何とかしてくれる」と思わせてくれる業者であれば、問い合わせをしてみる価値はあるといえます。ただ、そのような業者は本当に少ないため、なかなか見つけることができません。もし見つけることができたのであれば、一度問い合わせをしてみてください。

 

不要品回収業者を探す

それでは実際に汚部屋清掃業者に依頼するときの注意点を見ていきましょう。

 

問い合わせをする

気になる業者を見つけることができたなら、次は実際に問い合わせをしてみましょう。問い合わせの方法として、電話で問い合わせる方法と、メールで問い合わせる方法があります。

 

電話のメリットとして、即座に望む回答が得られることが挙げられます。特に、引越しなどで期限が少ないときは、電話で問い合わせ、即座に対応してもらうことができます。

 

メールで問い合わせるメリットとして、自分のペースでやり取りができることが挙げられます。「自分が知りたいこと」「不安に思っていること」など、頭の中で整理して問い合わせができるため、じっくりと考えたい人はメールでの問い合わせが良いでしょう。

 

メールのデメリットとして、回答までに時間がかかることがあります。緊急の場合は、電話で問い合わせた方が良いです。また、メールで問い合わせる最大の弱点として、時間が経つことで「怖気づいてしまう」ことが挙げられます。

 

ゴミ部屋問題で悩んでいる方は、その悩みの深さから簡単に問い合わせをすることができません。そのため、勇気を振り絞って問い合わせをしたにもかかわらず、時間が経つことで恐怖心に負けてしまうことがあります。その結果、「今回はやめておこう」と怖気づいてしまう可能性があるのです。

 

実際のところ、このような方は少なくありません。そのため、いたずらに悩みを先延ばしにしてしまい、解決までに膨大な時間を要してしまうことがあるのです。メールで問い合わせをする場合は、このようなデメリットがあることも忘れてはいけません。

 

確実にゴミ部屋問題を解決した時は、勇気を出して直接電話することをお勧めします。

 

見積りを行うときのポイント

問い合わせをして双方の都合がついたなら、次は実際に見積もりに来てもらうようにしてください。これには理由があり、ゴミの正確な総量というのは素人の方では判断がつかないからです。

 

自分では「そこまで多くない」と思っていても、実際にはほとんど違います。例えば、「おそらく、軽トラック1台で十分乗る量だと思います」と言われた現場でも、最終的には軽トラック3台分の不要品が出ることは珍しくありません。

 

また、見積りにきてもらう理由として、立地条件を確認することが挙げられます。例えば、道路が狭くトラックが入らない場合、建物からトラックまで運ぶ労力がかかります。

 

エレベーターがないマンションであれば、階段を使った作業になるのでその労力は2倍にも3倍にもなります。この場合、時間と労力が大幅に変わってくるので、事前に確認しておかなければなりません。

 

その他、自分でも忘れているところにゴミがあることも多いです。業者であれば見るべきところを心得ているので正確な見積りを取ることができます。

 

このようなことからも、ご自身で判断しないようにしましょう。プロの目で見てもらい、正確な見積りをすることが重要になってきます。

 

業者による料金設定の違い

不要品回収の現場には、全く同じ現場というものがありません。そのため、部屋の状況や立地条件などで、その料金は大きく変動します。

 

また、料金設定は業者により大きく異なり、業者ごとの目安があったとしても相場というものはありません。したがって、同じサービス内容でも、A社では10万円の見積りが、B社では20万円だったということも珍しくありません。

 

次に、料金の算出方法を確認していきます。

 

個別に算出する方法

ほとんどの不要品回収業者で採用されている方法です。品目ごとに処分料金が設定されており、回収した分の処分料金を支払う方法です。

 

基本料金+処分品の料金+オプション=支払い代金

基本料金 処分料金 オプション 合計
3,000円 タンス 3,000円

布団一組2,000円
シングルベッド2,000円

夜間回収5000円 15000円

このような料金設定は、少量の不要品回収時に使われることが多い計算方法になります。

 

定額パック+オプション=支払い代金

 

定額パックというのは、大量のゴミを回収する場合に使われる計算方法です。一点一点計算してしまうと、とんでもない金額になってしまうので体積で計算します。例えば、1立方メートル(1立米)で7000円などがあります。

 

その他、わかりやすい例として、軽トラック満載で10000円、2tトラック満載で20000円などと表記している業者も多いです。

 

パック料金で記載している業者は多いですが、注意しなければならないことがあります。上記で紹介した料金設定は、あくまでも回収料金になります。そのため、「分別」「仕分け」「袋詰め」「清掃」などの料金は含めていない業者が多いです。

 

したがって、遺品整理やゴミ部屋を片付けるとなると、これらの手間賃が上乗せされるため、思っていた以上に高額になることがあります。

 

例えば、軽トラック満載で10000円の業者に見積りを取ってみると、「分別作業が入ると50000円になります」と平気で言ってきます。

 

良心的な業者は、サービス内容をホームページに記載しているので料金が明確です。逆に、値段の安さを前面に出し、サービス内容をぼかしているところは要注意です。

 

どこまでサービス内容に含まれるのか不明瞭な場合は、問い合わせの時点でしっかりと確認しておく必要があります。

 

口約束をしない

実際に見積りに来てもらったあとは、見積書をしっかりと取るようにしましょう。書面に残すことで、後々のトラブルを回避することができます。悪質な業者の場合、あとから高額な請求をしてくることがあります。

 

断る勇気を持って望む

 

散らかった部屋を他人に見られることは、それがたとえ業者であっても恥かしいものです。特に女性であればなおさらであり、その恥かしい気持ちにつけ込む悪徳業者がいることも事実です。

 

見積りのときに「料金説明に納得ができない」、「業者の態度が気に入らない」など、少しでも納得できない場合はキッパリと断ることが大切です。「納得できなかったら断ろう」と、はじめに強い気持ちで望んでください。

 

その他、時間的に余裕を持つことも重要です。時間に余裕がないと、「もうここでいいか」と思ってしまい冷静な判断ができなくなります。

 

ここでは、実際に不要品回収業を利用するときに、注意しなければならないことについて解説してきました。ここで説明してきたように、業者によって料金やサービス内容が全く違うことがわかります。

 

ただ、実際にその違いを確認するためには、見積りに来てもらい、その業者の対応を見るしかありません。これから不要品回収業者を利用する方は、上記の内容を参考に判断するようにしてください。

 

弊社では、お問い合わせ内容には全て真摯に対応させていただいております。お見積りは無料で行っており、もしもご納得いただけない場合は気兼ねなくお断りいただいてもかまいません。ゴミ部屋片付けや遺品整理などでお困りのときは、ぜひご相談ください。

 

一括見積もりサイトは利用した方がいい?

最後に「一括見積もりサイト」についてお話しておきます。

 

インターネットで検索していると、業者の一括見積りサイトがヒットしたことはないでしょうか? 一括見積りサイトは無料で各社の見積りがとれてとても便利そうですが、問い合わせる前に、少し一括見積りサイトについて勉強してみましょう。

 

一括見積りサイトの仕組み

まず一括見積りサイトはどのような仕組みになっているのでしょうか。通常、見積りを出してもらうには次のようになります。

 

@あなた→A専門業者(不要品回収業者)

 

これは、あなたが直接業者に見積りを依頼するパターンです。次に、一括見積りサイトを経由した場合は次のようになります。

 

@あなた→A仲介業者(一括見積りサイト)→B専門業者(不要品回収業者)

 

あなたと専門業者の間に入って、世話をしてくれるお世話役が一括見積りサイトになります。このように書くととても便利そうですが、デメリットも当然あります。それは中間マージンが発生してしまうことです。

 

当然ですが、一括見積りサイトを運営している会社はボランティアでサイトを運営しているわけではありません。紹介料という形で専門業者からお金を支払ってもらっています。

 

その紹介料は、当然あなたに上乗せされて請求されますので割高です。これは憶測で言っているわけではありません。実際に、弊社にも「登録しないか」という電話をもらったことがあるのです。このときのやり取りを紹介しておきます。

 

「○○(企業名)と申します。この度は業務提携の件でご連絡いたしました。当社で○○(サイト名)というサイトを運営しております。こちらに問い合わせがあったお客様をご案内したいのですがいかがでしょうか? 紹介料は売上の○○%です。料金に関しましては御社にお任せします。紹介料を上乗せしていただいてもかまいません。もし、提携いただける場合はメールよりご登録ください」

 

このような営業の電話を受けたことがありました。このときは丁重にお断りしましたが、業者を紹介をすることで利益を上げている企業はこのようなシステムで運営されています。

 

しかし、誤解していただきたくないのは、決して仲介サイトが悪であるといっているわけではありません。要は、不動産の仲介手数料と同じシステムです。

 

例えば、賃貸マンションを借りるとき、直接マンションのオーナーに問い合わせすることはありません。ほとんどの場合、仲介業者を通して手続きを行うはずです。

 

このとき、たくさんの面倒な手続きを仲介業者にやってもらい契約に至ります。ときにはこちらの要望をオーナーに伝え、交渉までやってくれるありがたい存在です。

 

ただ、このような面倒なことを一括でやってくれるためその分の手数料を支払います。これが仲介手数料です。

 

したがって、このことを理解した上で一括見積りサイトを利用する分には問題ありません。自分で調べ自分で問い合わせをするといった面倒な作業を代わりにやってもらえるメリットがあります。

 

ただし、先にも述べたように、仲介業者を通す場合は自分で探したときよりも確実に割高になることは知っておく必要があります。

 

個人情報のばら撒きの可能性

このような一括見積りサイトは、「500社の専門業者を登録!」など、登録数の多さを売りにしています。例えば、謳い文句として「これだけ多くの業者から見積りすることが可能です」「料金を比較して最安値を検討できます」などが挙げられます。

 

たくさんの業者から比較できるのは素晴らしいサービスですが、それだけ多くの業者に個人情報が流れていることを意味します。

 

一括見積りサイトが個人情報を流出しているとは言いません。しかし、個人情報を提供する以上、そのようなリスクがあることも理解しておかなくてはなりません。

 

一括見積りでは正確な見積もりはできない

一括見積りサイトを実際に利用してみると、回収してもらいたい品目を入力してもらう必要があります。大量に不要品がある場合は写真を添付する必要も出てきますが、これだけの情報で正確な料金を出すことは不可能です。

 

サイト上の見積りはあくまでも概算であり、正確な見積りをしてもらうには現地確認をする必要があります。したがって、「ここは安いな、お願いしよう」と思っても、実際の金額は大きく変わる可能性が高いです。

 

まとめ

弊社がご依頼いただくときは、9割以上の方がインターネットで検索して問い合わせをいただきます。

 

お部屋清掃はなかなか人に相談しにくいため、ほとんどの方がネットで調べてお問い合わせをいただくようです。

 

その一方で、悪質な業者に「法外な料金を請求された」「心無い言葉を言われてしまい頼むことが怖くなった」などの声を聞くことが本当に多いのが現状です。

 

これから汚部屋清掃をお考えの方は、このページに内容を参考にしていただき、快適な生活を取り戻してください。

 

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