【空き家片付け】熊本市西区花園で空き家の害獣対策

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弊社アークサービスは、部屋片付けと遺品整理を専門で行っている業者です。今回は、熊本県熊本市中央区京町にお住まいの50代女性、M・N様よりご依頼ただいたときの事例を紹介します。

 

ご相談内容

M・N様にいただいたご相談内容は、次のようなものでした。

 

「大量の布団を処分していただきたいのです」

 

「私は現在、熊本市の中央区に住んでいるのですが、こことは別に今は空き家になっている家を所有しています」

 

「その空き家は、熊本市の西区にあります。空き家になって10年以上になりますが、その空き家に害獣が入り込んでいるのです」

 

「害獣駆除の業者に空き家をみてもらうと、『害獣の住処となる布団類を処分しないと、一度対策をしても再度入り込む可能性がある』といわれました」

 

「そこで、害獣の住処となる布団類の処分をお願いしたいのです。熊本県でも対応できますか?」

 

このようなご相談でした。弊社は福岡県を中心に営業をしておりますが、ご要望があれば他県での作業も対応しております。

 

また、わざわざ熊本県から弊社を頼りにしていただいたことはとても光栄です。M・N様には、対応できることをお伝えし、お見積りに伺うことになりました。

 

お見積り

今回の現場は熊本県です。通常、遠方のお客様のお見積りはお写真を撮影していただき、その写真の内容から概算で料金を算出します。

 

しかし、M・N様のお話によると、「家が広くさまざまな場所に布団類を保管しているため、どのくらいの量があるかわからない」と話されました。

 

この話を聞いたとき、「これは一度現場を確認する必要がある」と判断したため、現地でのお見積りを行うことになりました。

 

お約束の日に、現在M・N様がお住まいの熊本県熊本市中央区京町まで出向きます。M・N様にご挨拶をし、簡単な打ち合わせをしたあと、空き家がある熊本県熊本市西区花園まで一緒に向かうことになりました。

 

その道すがら、花園の家が空き家になった経緯を伺うことができました。お話によると、その家はM・N様のおじい様が建てた家だそうです。

 

ただ、15年ほど前におじい様とお父様に立て続けに不幸があったと話してくださいました。このとき、M・N様は「私にはこの家を管理することができない」と判断されたそうです。そこで、現在の熊本市中央区京町にある家に引越しをしたという経緯でした。

 

熊本市西区花園の現場に着いて驚きました。大きな家とは聞いてはいましたが、とてつもない豪邸です。昔ながらの日本家屋で、総ヒノキ造りの家だそうです。

 

ただ残念なことに、10年以上空き家となっているため、蔦が巻きつき、カビがいたるところに生えていました。

 

M・N様に、「イタチのフンがあるため、土足で入ってください」と促されました。このような豪邸に土足で上がることに違和感を覚えながら中へ入ります。

 

家の中は外から見る以上に広いです。お見積りのため各部屋をみていきます。ただ、その部屋だけでも12部屋あり、以前生活されていたときのまま放置されていました。その他、屋根裏部屋、離れの倉庫、床下倉庫もあり、その不要品の総量は莫大なものでした。

 

今回は、害獣の住処となる布団や座布団類のみの処分を希望です。M・N様は、「どこにどれだけの量があるか把握していない」とのお話だったので、まずは布団の捜索から始めます。

 

各部屋の押入れや収納をみていきます。そのほとんどに布団が収納されており、かなりの量が予想されます。ある部屋には、押入れに入れることができない布団が積み重ねてありました。

 

また、布団のほかにも、マットレス、カーペット、座布団など、害獣の住処になりそうなものは全て処分ということになりました。

 

部屋の確認をしていると、いたるところにイタチと狸の糞があります、また、その害獣が残した爪あとも発見することができました。

 

部屋を確認したあと、次は庭の倉庫と屋根裏部屋です。さすがに庭の倉庫には布団類はありませんでしたが、屋根裏部屋には毛布が大量に保管されていました。

 

屋根裏部屋とはいえ、ここもとてつもない広さです。屋根裏部屋を確認するだけで10分以上かかりました。屋根裏部屋には、「梁(はり)」があるため、まっすぐに歩くことができません。中腰で布団をひたすら探します。

 

また、最も害獣の被害があるのがこの屋根裏部屋でした。布団やカーペットが喰い破れられおり、いたるところに糞や尿を確認することができます。

 

さらに、屋根裏部屋ということもあり、ホコリが大量に堆積しています。スタッフの一人がくしゃみが止まらず、いったんマスクを取りに行ったほどです。

 

全ての部屋を確認後、見落としがあってはいけないと思い、さらにもう一度確認し正規のお見積りを算出しました。料金にご納得いただき、その場で正式にご契約となりました。

 

このとき、M・N様は「このような不衛生な作業をお願いして申し訳ないです」と恐縮されていました。弊社では、このような現場は慣れているため、「心配ありません。全てお任せください」とお伝えしました。

 

その後、作業を行う日程をすり合わせ、2日後に作業を開始することになりました。

 

作業内容

作業当日、M・N様と現場である熊本市西区花園に待ち合わせです。ご挨拶を済ませ、さっそく作業を開始します。

 

屋根裏部屋班と1階の部屋班の二手に別れ、次々に布団を運び出していきます。このとき、8月のとても暑い日だったので、スタッフ全員汗だくで頑張ってくれました。

 

やはり、屋根裏部屋の搬出作業が大変です。途中で交代しながら作業を進めていきます。M・N様にお茶を出していただき、気合を入れて作業を行います。

 

布団の搬出が終わりに近づいたとき、M・N様から次のようなご要望がありました。

 

「実は、勝手口があるのですが、そこに不要品を溜め込んでしまっています。そのため、勝手口が開かない状態です。その勝手口の片付けもお願いできないでしょうか」

 

このような、追加の依頼でした。空き家にしているとはいえ、以前から気になっていたらしく、これを機にきれいにしておきたいとのことでした。

 

実は、お見積りのときに私も気になっていたところが勝手口でした。部屋を行き来するときに廊下を使いますが、勝手口の不要品があふれかえっており、廊下まで侵入していました。

 

そのため、廊下を通ることが難しく、少々危険を感じていたところでした。また、勝手口の外にも不要品があり、ここもまた危険を感じた場所でした。

 

追加の依頼ですが、もちろん快く引き受けました。片付けの現場では良くあることですが、「ついでに片付けたい」といわれる方は多いです。きれいになった部屋を見ると、別のところもきれいにしたくなるのです。

 

追加の料金が発生することに了承をいただき、さっそく作業に入ります。布団の搬出が全て終了していたので、スタッフ全員で一気に片付けます。

 

勝手口の片付けまで終了し、M・N様に最終確認をしていただきます。M・N様にご満足をしていただき、今回の作業は終了です。

 

弊社では、福岡県に限らず、他県からのご依頼でもできる限り対応するように心がけております。大量の不要品や、遺品整理などでお困りの際には、弊社までご相談ください。

 

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