長崎県佐世保市でゴミ屋敷のお片付け(実家の片付け編)

佐世保市でゴミ屋敷・汚部屋掃除を行っているアークサービスです。

 

今回は佐世保市にある実家の片付けをしたいという女性からの依頼内容をご紹介します。どのような内容だったのかご確認ください。

 

ご相談内容

「佐世保市内にある実家の片付けができないかと思いご連絡しました」

 

「ずっと(両親に)片付けてほしい気持ちはあったのですが、もともと物を捨てれない性格なので困っています」

 

「でもこのままだといつか怪我をしそうで怖いのです」

 

「遠方になりますがそちらにぜひお願いできればと思っています」

 

「ただ、私が今千葉に住んでいるので時間の都合がつけにくいんです」

 

「私が帰ってきたときに一度お見積りをしていただいて、その後、たぶん数ヶ月空くと思いますが、再度私が帰ってきたときに片付けてもらえると助かるのですが大丈夫ですか?」

 

このようなお問い合わせをいただきました。最近は遺品整理や生前整理で実家の片付けを行う方が非常に多くなってきました。今回のご依頼も、「両親が快適に暮らせる空間を作りたいという娘様からのご依頼です。

 

数々の現場を見ていると、高齢の方が暮らすには非常に危険な環境であることも珍しくありません。子供としてはやはり心配ですよね。

 

まずはご希望どおり事前の見積もりを行うことになり、依頼主さまの都合に合わせて伺うことになりました。

 

お見積り

電話を頂いて3週間後、佐世保市にある現場に伺いました。こちらのお宅は古い住宅が立ち並ぶ場所にあり、路地も非常に狭いところでした。「2t車がギリギリ通るくらいかな?」と考えつつ到着。

 

依頼主さまに挨拶をすると、「遠かったでしょ?今日はありがとうございます。どうぞ」

 

「今日は両親はいません。いると喧嘩になってしまいそうだったのでいない日を選びました」とのこと。

 

たしかに実家の片付けをするときは、そのほうがスムーズに進むことのほうが多いです。(これから実家の片付けをお考えの方は参考にしてくださいね)

 

さっそく家の中を拝見します。そこにはさまざまな古いものが、あらゆる場所に置かれていました。廊下に積み重なっている食器には、長期間放置されたことで大量のホコリが溜まっています。

 

2階へ続く階段も、1/3はものに埋め尽くされており、人一人がぎりぎり通れる幅しかありません。納戸の中にも物がぎっちり。(↓)

 

画像

 

中には「40年前に漬けた梅干し、にんにく」「食器」「調理器具」などがひしめき合っています。

 

ほかにも床だけではなく、箪笥の上、天袋、自作の物置(高いところにある)にも昭和初期から中期の家電などが保管されており、使わないものがこれでもかというほど置いてありました。

 

「高齢なので高いところにあるものは取ることができません。取れたとしてもこんなの使いませんよね」

 

「でも捨てないんですよね」

 

「今回は事前に『半分以上捨てる』こと言ってますので、お力添えをお願いします」

 

「私も立ち会いますので、わからないものがあれば私に聞いていただければと考えています」

 

とのことで、私が思っていた以上に事前準備をされておられました。それだけ本気できれいにされたいのだなと思いました。

 

依頼主さまの希望としては、

 

  • 2階は使ってないので1階部分を重点的に片付ける
  • 使えないもの、古いものは処分
  • レイアウトは変えなくていい(お母様が慣れた形を残したいとのこと)
  • できれば8割程度一気に処分したい

 

という内容で料金を算出。作業日については、「有給を4〜5日とって帰省しようと思うので後日連絡します」ということでご契約いただけることになりました。

 

 

作業内容

実際に作業を行ったのは見積もりから2ヶ月が経過した頃でした。

 

作業当日、「両親には終わるまで帰ってこないでと言ってますので大丈夫です」とのことで、片付けにかける意気込みがすごいです。早速作業開始です。

 

画像

 

このような実家の片付けでは、必要なものと不要なものの判断が業者側では難しい場合があります。なので明らかに処分するもの(期限切れの食品など)以外は、お聞きしながら仕分けしていきます。

 

とにかく今回のお宅では食器の数量が半端ではありませんでした。すべて積み込む頃には、トラックのダブルタイヤが凹んでいました。

 

また、古い調味料やお母様が漬けたであろうお酒や梅干しの瓶が大量に出てきますので、中身を抜く作業にも時間がかかります。その殆どはだめになっており、かなりの悪臭が広がります。

 

そんな中でも依頼主さまは頑張っていただきました。自分でできるところはどんどん処分。汗だくになりながらも一生懸命ご協力いただきました。

 

最終的には2t車3台分。軽トラック1台分の不要品を処分し、かなり広い空間を確保することができました。

 

お父様とお母様には最後までお会いできませんでしたが、喜んでいただけたのかな、と思います。

 

最後に、「思っていた以上に大変でしたがきれいになってよかったです。これから先の心配事が一つ減っただけでもうれしいです」とお礼の言葉をいただき、佐世保市の現場は終わりました。

 

実家の片付けは、どこから手を付けていいのかわからないほど物が多い場合があります。そのようなときはぜひ弊社までご相談ください。適切なアドバイスをさせていただきます。

 

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