部屋にある大量の衣類を効率よく整理する方法

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弊社アークサービスは、部屋の片付けサービスを行っている業者です。その業務の中で、どのような現場であっても、必ず不要品として出てくるものに「衣類」があります。

 

大量の衣類を、衣装ケースやタンスにしまわれている方は多いです。特に、弊社をご利用いただくお客様の中には、1000着を超える衣類を保管している方も珍しくありません。

 

ただ、全てのお客様に共通していることですが、お持ちの服のほとんどは使っておらず、とりあえず保管しているだけの場合が多いです。

 

実際のところ、普段使っている服は、全体の2割程度と言われています。衣類の残り8割は、「おそらく使うだろう」と言う理由から、とりあえず残しているのです。つまり、「タンスの肥やし」になっている衣類がほとんどだということです。

 

全く使わない服はかさばるばかりで、貴重なスペースを占拠してしまいます。そこでここでは、不要な衣類を整理し、部屋のスペースを有効に使う方法を解説していきます。

 

服の適正量を決める

 

お持ちの服の8割は、使っていないことがわかりました。そこで必要になってくるのが「服の適正量を決める」ことです。しかし、服の適正量というのは人によって違います。それは、ライフスタイルや部屋の広さが異なるため当然のことです。

 

ただ、そのようなことを言っていては服の適正量がわからないため、ここでは目安をお伝えしておきます。私がお勧めする目安としては、収納の8割程度に収まるようにすることを推奨します。

 

これには理由があり、取り出しや収納がとてもムーズになるからです。例えば、クローゼットに服を収納する場合、クローゼットの中がパンパンに詰まった状態だと服を入れるのが一苦労です。また、服を取り出す際にも、他の服も同時に引っ張り出されてしまいます。

 

これが、収納の8割程度に収めておくと、取り出しやすく収納しやすくなります。その結果、収納が楽になるため、面倒くさくなくなります。

 

「面倒くさくない」というのは、日々の片付けを行う上でとても重要です。なぜなら、人は面倒くさいことをしたくないからです。部屋を散らかさないためには、面倒くさくない部屋作りをすることが重要です。

 

このように、衣類の適正量を決めるときは、服に合わせて収納を増やすのではなく、現在の収納に合わせて服の総量を決めると良いです。

 

服を整理するタイミング

 

お客様と一緒に服を整理していく中で、「服の捨て時がわからない」という声をいただきます。それでは、服の捨て時とはいつでしょうか。捨てるタイミングは色々ありますが、ここでは主な「捨て時」についてみていきます。

 

3年経った服

 

3年経った服は、整理の対象にしましょう。3年ほど経過した服は、くたびれていたり、飽きてしまったりしている可能性が高いです。

 

衣替えの時期に合わせて、今一度見直してみることをお勧めします。

 

汚れや色落ちが目立つ服

 

汚れや色落ちしている服は、おそらく着ることがないため、処分の対象にしましょう。

 

服のサイズが合わなくなったとき

 

ご自身の体型が変わり、適正なサイズではない服も迷わず処分の対象にすると良いです。「痩せたら着ます」と言われることがありますが、たとえ痩せても着ないことのほうが多いです。

 

なぜなら、ファッションには流行があるからです。実際に痩せたころには、また新しい服が欲しくなっている可能性があります。

 

また、自分の好みが変化していることも考えられます。このようなことから、サイズが合わなくなった服は、潔く処分することが大切です。

 

新しく服を買ったとき

 

新しい服を1着購入したときは、古い服を1着捨てる習慣を身につけると良いです。このルールに従っておけば、いつの間にか服が溢れかえることがありません。

 

これは、服の適正量が決まっていればとても簡単です。そのため、まずは服の適正量を自分のライフスタイルに合わせて決める必要があります。

 

衣類の処分方法

 

それでは、不要な服を効率よく処分するには、どのようにしていけばよいでしょうか。

 

服の処分で一番簡単な方法は、自治体で回収してくれる「可燃ごみ」や「資源ごみ」として出すことです。ただ、大量の服を処分するとなると簡単ではありません。今ではゴミ袋の料金もバカになりません。

 

そこでお勧めなのが、「リサイクル」することです。不要な服を売ることでお金になるばかりか、必要な人の手に渡ることで、社会貢献することができます。

 

また、不要な服が大量にあり、持ち運ぶことができない場合があります。そのようなときは、出張査定をしてくれるリサイクルショップを利用すると便利です。査定から買い取りまで一括で行ってもらえるため、大量の服を持ち運ぶ手間がかかりません。

 

衣類の処分を考えるときは、まずはリサイクルショップを利用することから考えて見ましょう。ただ、古い服や汚れが目立つ服は、もちろん買い取ってもらえません。

 

そのような場合は、弊社のような不要品回収の業者へ依頼すると良いです。どれだけ大量であっても、仕分けから運び出しまで行うのでとても簡単です。

 

これまでお話してきたように、服を整理することで部屋のスペースを有効に使えるようになります。そのためには、まず「服の適正量」を決め、自分に合った捨てるタイミングで処分するようにしてください。

 

また、その処分方法も捨てるのではなく、まずはリサイクルを意識しましょう。その中で、不要と判断した服のみを処分すると、お金の節約にもなり、部屋をきれいに保つことができるようになります。


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