【ゴミ屋敷片付け】佐賀県唐津市で母のための生前整理

画像

弊社アークサービスは、部屋片付けと遺品整理を専門で行っている業者です。また、生きているうちに身辺整理をする、生前整理も承っております。

 

今回は、弊社にご依頼いただいた生前整理の事例について紹介します。依頼主様は、佐賀県唐津市大石町にお住まいの50代女性、K・U様です。

 

ご相談内容

K・U様にご相談をいただいたのはお電話でした。お電話口で、「実家を整理したいのだけど、男手がないのでお願いできますか」とのご相談でした。

 

詳しい内容をお聞きすると、次のように話してくださいました。

 

「母と私(娘様)で暮らしているのですが、不要品が多いので家の整理をしたいのです」

 

「母ももう年なので、二人で話し合って、まだ元気なうちに整理をしておこうということになりました」

 

「ただ、手伝ってくれる人がいないので、今回ご相談をした次第です」

 

このように話してくださいました。生前整理をすることは、これからの生活環境を整える意味でとても重要なことです。しかし、多くの方は生前整理の重要性を理解しながらも、実際には先延ばしにしてしまう傾向があります。

 

そのような方が多い中、K・U様とお母様は自発的に生前整理をする決意をされたことは、とても素晴らしいと感じました。「弊社にお手伝いできることは何でもいたします」とお答えし、後日お見積りへ向かうことになりました。

 

お見積り

お見積りの現場は、佐賀県唐津市大石町にある一軒家のお宅でした。ただ、お母様と娘様が二人で暮らすには、明らかに大きすぎるお宅でした。

 

お庭も広く、一角には大きな畑もあります。とても広いお宅なのですが、残念なことに手入れがされているとはいえないほど雑草が生えていました。

 

玄関でK・U様に出迎えていただき、家の中へ案内されます。家の中もとても広いお宅でした。部屋は全部で8部屋あり、そのほとんどは使っていないそうです。

 

画像

 

普段利用する部屋は、お母様の部屋、K・U様の部屋、そしてリビングとキッチンのみだそうです。他の部屋は物置状態になっており、「何年もあけたことがない部屋もある」と話してくださいました。

 

お見積りを行うために、各部屋を確認していきます。どの部屋も使っていないとはいえ整理整頓されており、とてもきれいです。ただ、使わない家具や不要品も多いため、「今回を機にきれいにしたい」とのことでした。

 

各部屋のお見積りをしているときに、お母様がこられました。お母様はとても温厚な方で、「わざわざ来ていただき、ありがとうございます」と丁寧なお礼をいただきました。

 

今回家の整理をするに当たって、お母様が悩んでいるものがあるそうです。それは、「婚礼家具」です。お母様の話によると、「結婚したときに持参した家具なのですが、今は全く使っていないので処分するか迷っています」と話してくださいました。

 

お話しの中にあった婚礼家具を見せていただきましたが、桐の和タンスでした。おそらく当時はとても高価な品だったのではないかと思われます。

 

お母様は、現在は使っていないと話してくださいましたが、自慢の家具らしく、桐の和タンスの機能についていろいろと説明をしていただきました。

 

中でも驚いたのは、「隠し引き出し」です。引き出しを引っ張り出すと、その奥から小さな引き出しが出てくるのです。そういうものがあることは知っていましたが、実際に見るのは初めてです。(少し興奮しました)

 

お母様は、「ここには昔、貴重品を隠しておいたのよ」と、どこかうれしそうに話してくださいました。「でも、全く使っていないから(タンスを処分するか)迷っています」と、なかなか決断することができないようです。

 

娘であるK・U様は、「もう処分したら?」と言われていましたが、お母様はとても悩んでいらっしゃいました。

 

婚礼家具に限らず、思い出の品というものは、簡単に処分することができない方がほとんどです。そのため、弊社からは「すぐに決める必要はないので、作業の当日までにどうするかじっくり考えてください」とご提案しました。

 

するとお母様は、「そうですね。じっくりと悩みます」と笑って答えてくださいました。

 

今回処分するものは、使っていない部屋の家具や不要品になりました。ただ、その量は膨大です。弊社も気合を入れて作業にあたります。

 

最終的なお見積りをご提示すると、K・U様は十分ご納得いただいたようで、その場で正式にご契約となりました。

 

作業内容

作業当日、佐賀県唐津市にある現場へと向かいます。今回は、K・U様も作業に立ち会いたいとの申し出があったため、依頼主様と共同で作業を行います。

 

お母様にもご挨拶をし、さっそく作業を開始します。今回の現場は、必要なものと不要なものを仕分けすることから始めます。(↓はお母様の元寝室)

 

画像

 

タンスの中や、収納家具から中のものを全て出し、1点1点K・U様に確認しながら仕分けを行います。このように、丁寧に仕分けをするため、弊社の作業は時間がかかることが多いです。

 

しかし、時間はかかりますが、弊社をご利用いただいたお客様には大変満足していただけます。なぜなら、間違って捨てることがないため後悔することがないからです。

 

一部屋ずつ整理を行い、次々と不要品を搬出していきます。解体できる家具は解体し、効率よく作業を進めていきます。お母様も途中から参加してくださり、全員で片付けをします。

 

部屋を整理していると、必ず「懐かしいもの」がでてきます。今回は、オセロゲームや人生ゲームでした。K・U様は、「こんなものまでとっていたのですね。懐かしいです」と目を細めていらっしゃいました。

 

他にも、亡くなったお父様のつり道具や、子供のころに着ていた服などが次々に出てきます。K・U様もお母様も昔話に花が咲き、とても楽しそうに整理をされていました。

 

ただ、作業が進みません。

 

生前整理の現場では、このようなことは多いです。忘れていた思い出が蘇るため、楽しい反面全く手が動かなくなってしまいます。

 

このようなときは、やんわりと整理を進めることを促しながら作業を行います。「ごめんなさいね。懐かしかったからつい」と言ってくださるのですが、次の懐かしい品を見つけてしまうと思い出話になってしまいます。弊社もこのようなことは慣れているので、少しずつ整理を促しながら作業を進めていきます。

 

作業は2日間で終了です。最終日に、最後まで迷っていた婚礼家具をどうするかをお母様に尋ねてみました。すると、「思い切って捨てます」と元気に決断されました。

 

ただ、そうはいったもののやはり名残惜しい様子で、タンスを撫でながら「よろしくお願いします」とおっしゃられていました。

 

今回の作業では、2tトラック4台分の不要品を整理しました。皆さん共通していますが、「ここまで多いとは思いませんでした」と驚かれます。

 

特に一軒家の場合は、大量の不要品が出ることがあります。はじめは自分達で整理をしていても、途中で「無理」と判断され弊社にご依頼いただくこともあります。

 

弊社では、このように大量の不要品整理は得意としています。ご自身で生前整理が不可能だと判断されたのであれば、ぜひ弊社までご相談ください。

 

【画像あり】佐賀県の他の事例を見てみる

 

福岡の事例も見てみる

 

トップページへ


ゴミ屋敷・汚部屋、遺品整理の現場

少量のゴミ片付けの事例

大量のゴミ片付けの事例

遺品整理の事例


少量の不用品回収からゴミ屋敷まで