お仏壇の種類を知る

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お仏壇を購入する際には、どのような種類があるのかを知る必要があります。自宅の間取りやスタイルにより、お仏壇は今や「選ぶ」時代になっています。

 

とはいえ、お仏壇は大きく分類すると3種類しかありません。その23種類とは「金仏壇」と「唐木仏壇」「家具調仏壇」です。以下に詳しく見ていきましょう。

 

金仏壇

 

内側を金粉や金箔で仕上げた豪華絢爛なお仏壇を「金仏壇」といいます。金仏壇は「塗り仏壇」とも呼ばれます。

 

金仏壇の歴史は古く、江戸時代にはすでに作られていました。また、全国各地で作られていますが、その作業工程には違いが見られます。木材、金箔の厚み、漆塗りの回数、彫刻、錺金具など、地域ごとの特色がでているようです。

 

浄土真宗の多くは、この金仏壇を使用しています。この金色の輝きが、浄土真宗が祀っている阿弥陀如来の極楽浄土を表しているためです。ただ、浄土真宗専用というわけではなく、どなたが使っても問題ありません。

 

唐木仏壇

 

素材の持ち味を活かし、木材そのものの色や木目を利用したお仏壇を「唐木仏壇」といいます。金仏壇と比べつとかなり地味な仏壇です。

 

素材には、黒檀、紫檀、欅(けやき)などが使われ、その色調が異なります。そのため、自宅の家具に合わせた仏壇を選ぶことができるメリットがあります。

 

家具調仏壇

 

自宅に和室が無かったり、仏間がない場合は上記の仏壇を置くと浮いてしまいます。そこで近年登場したのが、家具調仏壇です。

 

一見しただけでは仏壇には見えず、マンション等に安置しても違和感がありません。シンプルなデザインのものや、モダンなデザインのお仏壇を選ぶことができます。色もこれまでの仏壇では考えられなかった、白やブルーなどがあり、需要が増えている仏壇です。

 

ただ、伝統を重んじる高齢者の中には、こういった新しいタイプのお仏壇が受け入れづらい傾向にあります。同居している方であれば、独断で決めるのではなく、しっかりと相談して決めるようにしてください。


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