掃除機を楽に簡単にかける方法

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掃除機は小さなホコリからゴミまでスイッチひとつで吸い取ってくれる非常に便利な掃除道具です。これまで様々な現場で汚部屋清掃をしてきましたが、掃除機をお持ちでない方はいらっしゃいませんでした。

 

殆どのご家庭に置いてある掃除機ですが、正しい使い方をご存じの方は少ないです。掃除機を最大限に活用するには正しい使い方を学ぶ必要があります。

 

ここでは、掃除機の正しい使い方を解説します。

 

姿勢を正す

 

掃除機がけは、正しい方法で行うと時間がかかるものです。そのため、中腰などの姿勢で掃除機をかけていると腰に負担がかかってしまいます。掃除機をかけたあと、なんとなく疲れを感じる方は、掃除機を正しく使えていない可能性があります。

 

また、掃除機の吸引力を最大限に引き出すためには、ヘッドの部分をしっかりと床につける必要があります。そうしないと、隙間ができてしまい吸引力が弱まるからです。

 

そのためには、掃除機のヘッド部分を床と水平に動かす必要があるのですが、力を入れ過ぎるとヘッドが水平になりません。掃除機をかけるときは、力が入り過ぎないように楽な姿勢で行います。

 

この時の姿勢は、中腰にならないように気をつければ問題ありません。力を抜いて立った状態で掃除機の取っ手を持つようにすると良いでしょう。

 

このように、掃除機がけは姿勢を正して力を抜いて行うものなので、使用方法が正しければほとんど疲れることがありません。掃除機がけで疲れる方は、ご自身の掃除機のかけ方を思い出してみてください。

 

掃除機の正しいかけ方

 

姿勢がわかったところで、次は実際の掃除機のかけ方です。よく見る掃除機のかけ方に、前後に素早くゴシゴシとブラシをかけるように掃除機をかける人がいます。

 

一見掃除をした気分になりますが、このように素早く掃除機をかけるとホコリの吸い残しが多いです。

 

正しい掃除機のかけ方は、「じっくりとかける」ことです。ヘッドを前に動かすときに5秒、後ろに戻すときに5秒を目標に、ジワーッと動かすことが重要です。

 

そうすることで、目地に入り込んだホコリを吸い込むことができます。目安として、畳一畳を1分でかけるようにするときれいにホコリを取り除く事ができます。

 

また、このようにじっくりと掃除機をかけることで、ダニを除去することができます。ダニは鋭い爪で畳やカーペットにしがみついており、素早く掃除機をかけていては吸い取ることができません。

 

特にカーペットは毛の奥にホコリやダニが付着しているため、より念入りに掃除機をかけましょう。カーペットの掃除機がけのポイントとして、縦方向に掃除機をかけたあと、横方向にもかけることで毛の奥に入り込んだホコリを取り除くことができます。これはカーペットの毛を起こしながら掃除をするために必要なことです。

 

もう一点気をつけなければならない事に、掃除機の排気方向があります。掃除機をかけたい方向に排気をしてしまうと、ホコリが舞い上がってしまい掃除機をかける意味がなくなります。

 

掃除機をかけたい方向とは逆の位置に排気口が来るようにしてください。

 

ここでは掃除機の正しい使い方について解説してきました。これまで「とりあえず」掃除機をかけていた人は、一度掃除機のかけ方を見直してください。そうすることでこれまで以上に部屋を綺麗に保つことができます。


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