掃除をすることでなぜダイエットができるのか

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私は仕事として片付けや掃除を行っていますが、その運動量はかなりのものになります。重量物の運び出しや、片付け後の掃除などで一つの現場が終わるとへとへとになっていることもあります。

 

そこまでないにしても、一般的な掃除もかなりの体力が必要です。窓拭きであれば、大きく手を左右に振りながら掃除を行います。

 

お風呂掃除は、立ったり座ったりと忙しく身体を動かします。ガスコンロの掃除などは、身体と一緒に頭も使いながら掃除をしなければいけません。

 

このように、普段行っている掃除は、気づかないうちに意外なほど身体を動かしているのです。掃除が嫌いな人は、掃除をするのではなくダイエットをするつもりで掃除をしてみてはいかがでしょうか。

 

ここでは、掃除をすることでダイエット効果がある理由について話していきます。

 

自宅で有酸素運動ができる

 

掃除はスポーツのように激しい動きをすることはありません。比較的緩やかな動作で、長い時間をかけて行います。

 

このような緩やかな力で継続的に行う運動を「有酸素運動」といいます。有酸素運動では、身体に蓄えられている体脂肪をエネルギーとして運動をするためダイエットに効果的だといわれています。

 

掃除を行うとき、上記で示したように大きく左右に手を動かしたり、立ったり座ったりする動作を複合的に使います。そのため、全身を使った運動をすることができるのです。

 

特にカロリー消費が激しいと思われる動作に、階段の上り下りがあります。マンションにお住まいでエレベーターがない方はもちろんですが、エレベーターがある方もあえて階段でゴミ出しをしてはいかがでしょうか。

 

仕事上、階段の上り下りをすることは多いですが、5往復もすると足が上がらなくなるほどの運動量です。階段を下りる動作と登る動作では使っている筋肉が違います。足に効率よく負担をかけることができるため、足の引き締め効果が期待できます。

 

また、これらのことは自宅でできるという点が素晴らしいです。わざわざダイエットのためにジョギングするのが億劫な人でも、自宅にいながらダイエットができます。さらに部屋がきれいになるというオマケつきです。

 

このように考えると、掃除をすることに目的を持って取り組むことができるのではないでしょうか。

 

ダイエットだけではなく健康維持にも効果的

 

掃除を行い有酸素運動をすることで代謝を促すことができます。これによりダイエット効果が期待できるのですが、それだけではありません。

 

掃除は日々継続的に行うものです。さらに全身を使うため、無意識のうちに筋肉をつけることができます。特に体幹(腹部、背中、腰など)の筋肉がつくと姿勢が良くなるのです。また、身体を動かすことで、肩こりに代表される「こり」を回復できるメリットもあります。

 

このような肉体的な健康促進のほかに、精神面でも良い効果があります。それはストレス解消です。全身を動かして汗をかくだけでもストレス解消になりますが、それ以上に清潔な部屋で生活することは精神衛生上とても良いです。

 

掃除は日々行うことで、ダイエットの助けとなります。それだけではなく、上記のように健康維持にも効果的です。掃除をこまめに行うのが苦手な方は、ダイエットのために掃除をするというように意識を変えてみてはいかがでしょうか。

 

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