福岡市中央区で遺品整理のご依頼 思い出の品と向き合う
弊社アークサービスは、部屋片付けと遺品整理を専門で行っている業者です。
今回ご紹介する事例は、3年前にご主人を亡くされ、その後一人暮らしをしている女性、H・M様からの遺品整理の依頼です。
遺品整理では思い出の品や環境の違いによって整理ができなくなることがあります。H・M様も「昔はできていたのにできないのがストレスでしょうがありません」と、胸の内を打ち明けていただけました。
これから遺品整理を考えている方は参考にしていただけると幸いです。
ご相談内容
H・M様からのご相談は次のような内容です。
「部屋が片付かなくて困っています」
「数年前に主人を亡くしたのですが、どうしても不要な遺品を整理することができません」
「一度部屋の状況を見に来ていただけますか?」
というものでした。ご都合が良い日を選んでいただき、さっそく伺うことにしました。
お見積り
H・M様の自宅はとてもきれいなアパートでした。
部屋を確認してみると、引っ越したときのダンボールがそのままの状態で山積みです。また、服も大量にお持ちのようで、こちらもまた山積みになっていました。
そのため、部屋を移動するときは服をまたぎながら、ダンボールに気をつけながら移動しなければいけません。H・M様のお話では、「部屋にいることがストレスなのです」と肩を落とされていました。
H・M様のご希望は、
- 主人の遺品を整理したい
- 引越し時のダンボールをなくしたい
- ダンボールを開けて要不要をしっかりと見極めたい
- 友人が遊びに来る日までにきれいにしたい
このようなものでした。作業内容は弊社がもっとも得意とするところですので、問題ないことをお伝えし、正規のお見積を提示しました。料金にもご納得いただけたようで、その場で正式にご契約となりました。
ただ、「私はとにかく捨てることが苦手なのです。作業はお願いしたいですがやはり(処分することができるか)不安です」とのことでした。
しかしほとんどの場合問題ありません。なぜなら、第3者が介入することで、捨てる決断が容易になるからです。
これはこれまでの経験から間違いなく言えることです。はじめのうちは「捨てることができるのか不安だ」といわれる依頼主様でも、私どものような第3者がいるとある意味プレッシャーを感じて思い切りが良くなるのです。
プレッシャーと聞くと良いイメージはありませんが、片付けには重要な要素です。一人では「また今度」と思うところ、プレッシャーがあると「今やらなければいけない!」と奮起できます。
このことをH・M様にお伝えし、「一緒に頑張りましょう」と励ましました。すると「そうですね。頑張ります」と意識が変わられたご様子でした。
遺品整理や部屋の片付けにはテクニックは必要ありません。このように意識を変えることがもっとも大切なのです。コレさえできればあとは作業当日を待つばかりです。
作業内容
お約束の日にH・M様のご自宅へ向かいます。H・M様とご挨拶をし、さっそく作業に取り掛かります。まずはもっとも気になっているご主人様の遺品整理です。
ご主人様の遺品はダンボールに山積みにされており、開封された様子もありません。これを一箱ずつ丁寧に、一点一点確認していきます。
そのため遺品整理は時間がかかります。
さらには思い出の品や懐かしい品が出てくるため、その都度手が止まってしまいます。これは仕方のないことですが、このときに私どものような第3者が重要になってくるのです。
思い出話を聞きつつ、適度に作業を促しながらの作業を進めていきます。
このとき、ご主人様が隠していたであろう大量のAVが発見されました。これにはH・M様も苦笑して、「こんなの持っていたなんて知りませんでした」「う〜ん、、これは即処分でお願いします」と楽しい空気の中作業は進みます。
H・M様は遺品整理がこのようにスムーズに進めることができたことに驚きを隠せないようでした。「本当に人とやると早いのですね」「もっと早くにお願いしておけばよかった」と笑顔です。
それでもさすがに遺品が大量であるため、4時間ほどかかりました。しかし、遺品を保管していた部屋は見違えるほど広くきれいになりました。このとき、つぎのようなお話を聞くことができました。
「以前は(片付けが)できていたのに、主人が亡くなってまったくできなくなってしまいました」
「できていたことができなくなると自分を責めてしまって辛かったです」
「多分主人の目があったからできていたのでしょうね。まさか私がここまで捨てられない女だったとは知りませんでした」
このような方は少なくありません。あるきっかけが原因でこれまでできていたことができなくなるのです。弊社にご相談がある中で多いのは、「人の死」「うつ病」「環境の変化(一人暮らしなど)」です。
そしてそのことで自分を責めてしまいます。弊社のサービスがこのような方たちの心の荷物を下ろすことができると嬉しいです。
話を戻します。
遺品整理が終わると、次は引越し時に捨てられなかった日用品と、H・M様の趣味であるアイドルグループ「嵐」の各種グッズの整理です。これらのものもダンボールに保管されていました。
日用品については先程からの流れで要・不要の選択が早いです。どんどんとダンボールが空になっていきます。
問題は嵐のグッズです。
大量の雑誌に、おそらくコンサートで購入したであろうさまざまなグッヅで部屋の半分が占拠されています。お話によると、「嵐が掲載されている雑誌を見ると買わなくてはいけない!っと思ってしまってこんな量になってしまいました」とのことでした。
だれにでもいえることですが、趣味の品は処分することが難しいものです。H・M様も例外ではなく、「なんとかしたい気持ちはあるがすべて保管しておきたい」と言われます。
ただ、こればかりは本人様の気持ちが大事です。したがって、とりあえずはダンボールからだし、空っぽの本棚へ入れることになりました。
しかし、ここまでやると部屋はとても広くなりました。ダンボールは全てなくなり、移動にストレスがありません。最後に「嵐のグッヅを買うのは問題ありませんが、どこかで区切りを付けて増やしすぎないようにしてください」とアドバイスをし、今回の遺品整理と不用品処分は終了です。
部屋の片付けや遺品整理でお困りのときはぜひ弊社までお問い合わせください。
アンケート
弊社にご相談いただいた理由はなんですか?
一人で片付けをどうしていいかわからなくなり
いつまでも片付かなかったのでご相談させていただきました。
スタッフの対応は満足の行くものでしたか?
大変良い満足のいくものでした。
作業内容にはご満足いただけましたか?
なかなか捨てれないので、そこをきっぱりと言ってくださり
良かったです。
担当者より一言
この度は弊社アークサービスにご依頼いただき誠にありがとうございます。
一人ではできないことでも、第3者を入れることでスムーズに進めることができます。H・M様に喜んでいただけて、弊社としても嬉しく思います。またお困りごとがございましたらいつでもご相談ください。
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