糟屋郡須恵町で実家のお片付け(施設入居編)

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糟屋郡須恵町でゴミ屋敷片付け、不用品回収を行っているアークサービスです。弊社はさまざまな「片付け」を行っている業者ですが、「実家の片付けをお願いしたい」というご依頼は頻繁にいただきます。

 

実家の片付けを依頼される場合、実家を解体したり、引き払ったりすることが多く、不用品の少量が莫大になることが多いです。

 

今回の事例は、お母様が高齢のため糟屋郡須恵町の「特別養護老人ホーム」へ入所されることになったそうです。このとき「長年暮らしていた実家を引き払いたい」とご相談をいただいた時の事例を紹介します。

 

詳しいご相談内容・お見積もり

ご相談をいただいたのは入所される方の息子様、G・F様からでした。

 

「一度実家を見に来ていただけますか?」

 

このようにおっしゃったG・F様のご希望により、ご相談とお見積もりを兼ねて糟屋郡須恵町の現場に伺うことにしました。

 

指定された時間に現場に伺うと、G・F様とお母様が出迎えてくださいました。G・F様とお母様と挨拶を交わし、詳しい内容をお聞きすることになりました。その内容は以下のとおりです。

 

「来月の頭から母が施設(特別養護老人ホーム)に入所することになりました」

 

「そこで実家であるここを引き払いたいのです。ですので、今現在あるものを全て処分したいと考えています」

 

このようなご相談でした。G・F様の実家は4DKのマンションで、このマンションに30年以上住まわれているそうです。そのため、生活用品はもちろん、数々の思い出の品に囲まれており、その総量はかなりのものでした。

 

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「私(G・F様)は別のところで家庭をもっており、今現在は母が一人で暮らしています」

 

「ただ、やはり高齢になると一人で生活することが難しく、良いところ(施設)を紹介してもらったので思い切って入所してもらおうと思っているのです」

 

「そこで実際に施設の説明を受けてきたのですが、私物はほとんど持っていけません」

 

「多くても段ボール箱3つ分くらいですので、ここにあるものは処分するしかないようなのです」

 

「実家の片付けを自分たちでやってみようと考えたこともありましたが、実際に確認してみるとあまりの量でとてもではないができそうもありません」

 

「私の子供のころの品なども多数あるとは思いますが、この機会にすべて処分しようと思っています」

 

とのことでした。お母様も十分に納得されており、数々の思い出の品があるものの「すべて処分してください」ときっぱりと答えてくださいました。

 

ただ、唯一気にかかっているのが「仏壇」でした。

 

G・F様のお父様の小さな仏壇が部屋の一角にあります。仏壇の処分に悩む方は多いです。仏様が祀ってある以上、簡単に処分できるものではありません。

 

そこで弊社から次のようなアドバイスをさせていただきました。

 

  • 本当に重要なのは「本尊」「脇侍」「位牌」であること
  • 仏壇そのものはただの箱にすぎないこと
  • ただし仏壇も信仰の対象にしているなら供養して処分すること
  • 最後はご自身の気持ちが大切であること

このようなアドバイスです。G・F様は、「そうなんですね。勉強になりました。お母さんどうする?」

 

お母様は「今教えていただいた仏様と位牌、そして遺影だけ持っていくようにします」とおっしゃられました。

 

G・F様も「では仏壇はそのまま処分してください」とのことでした。

 

個人的には良い判断だと思います。そもそも施設の個人スペースは限られているうえ、さらに仏壇まで持ち込んでは身の回りの必要なものがおけない可能性が出てきます。

 

今回の結論としては、「家にあるものすべて処分」ということになりました。

 

適切なお見積もりを提示します。料金にも十分にご納得いただけたようで、その場で正式にご契約となりました。

 

鍵の受け渡しについては、作業当日にお母様がいらっしゃる施設に取りに行き、その後は弊社に完全にお任せいただくことで作業を進めさせていただくことになりました。このように信頼して作業をお任せいただくと身が引き締まります。

 

作業内容

作業当日、お母様がいらっしゃる施設へと向かいます。そこで「よろしくお願いします」と丁寧な言葉をいただきカギを受け取りました。

 

現場につくとさっそく作業開始です。

 

まずは玄関周りをすべて撤去し、搬出がスムーズにできるようにします。次にタンスやクローゼットなど大きな家具を搬出します。

 

つい先日まで生活されていた現場ですので、タンスやクローゼットには服や小物が入っています。これを丁寧に分別していきます。

 

このように長年住まわれている住居では、さまざまな品が発見されます。例えば、50年前のレコードや、お母様のアルバム、思い出の品と思われる人形、亡くなったご主人様の服などです。

 

今回は「すべて処分」ということは理解しているのですが、アルバムや思い出の品などはついゴミ袋に入れる手が止まってしまいます

 

ただ、そこはプロですので、心を鬼にして作業を進めていきます。

 

残すものがない部屋の片付けは非常にスムーズです。分別だけに集中すれば良いので次々に部屋が空っぽになていきます。

 

気にしていらっしゃった仏壇も、本尊や遺影を事前に持ち出していただいたようで、すぐに搬出することができました。

 

総量は多いものの、掃除を含め2日で作業完了です。

 

最後にG・F様に確認をしていただき、「本当にお世話になりました。大変だったですよね」と御礼の言葉をいただきました。

 

実際に大変ではありますが、このように感謝していただけたり、心から喜んでくださったりすると弊社スタッフも嬉しいです。

 

今回は糟屋郡須恵町でマンションまるごと片付けの事例を紹介いたしました。部屋の片付けや遺品整理でお困りのときは弊社までご相談ください。

 

→ 【画像あり】実際にあった驚きの事例を見てみる 福岡の事例パート1 福岡の事例パート2

 

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