【遠賀郡岡垣町でゴミ屋敷清掃】掃除をつい先延ばしにしてしまい汚部屋化した事例
遠賀郡岡垣町でゴミ屋敷片付け・汚部屋清掃を行っている業者「アークサービス」です。
掃除や片づけって面倒ですよね。このような仕事をしている私ですら面倒だと思います。特に仕事が忙しかったり、なかなか時間が取れないとつい後回しになりがちです。
今回ご紹介するのは、同じように面倒な掃除を先延ばしにしてしまい、汚部屋になってしまった遠賀郡にお住まいの20代女性、S・Gさまの事例です。
ご相談内容
S・Gさまからご相談にただいたのは問い合わせメールからでした。メールの内容は以下のとおりです。
「ホームページを見てご相談いたしました」
「掃除が面倒で後回しにしていたのですが、今では自分ではどうしようもないほど散らかってしまっています」
「散らかった部屋がストレスでしかなく、なんとかしたいです。助けていただけませんか?」
このようなご相談でした。私の第一印象は「なんて正直な方なんだ」というものでした。
「掃除が面倒で・・・」というのが本音だとしても、建前として「仕事が忙しかったから」「時間が作れないから」とつい言ってしまうものです。その点、S・Gさまはとても正直な方でした。
現在きれいな部屋を維持されている方でも、「面倒だけど気持ちよく生活するために仕方なくやっている」というのが本音の方も多いと思います。(私がこれです)
ただ、限度を超えてしまうと、部屋にいるだけでストレスが溜まってしまう汚部屋になってしまいます。ご自身で解決できない悩みは、解決できる人間に頼まなければいけません。結局のところ、それが唯一の解決方法であり、最速で悩みを解決する手段だからです。
話を戻しますが、まずはお見積もりに伺いたいことをご返信しました。するとすぐに「この日なら大丈夫です」というご連絡をいただき、ご希望の日にお見積もりに伺うことになりました。
お見積もり
今回はS・Gさまの仕事の都合により、夕方の6時に伺うことになりました。その日はあいにくの雨でした。
話がそれますが、雨の日に初めて通る道路というのは少し緊張します。特に狭い路地をナビで確認しながら運転するのは方に力が入ります。
さて、お約束の時間に遠賀郡のご自宅に到着すると、「わざわざすみません。どうぞ、、、本当に汚いです」と促されます。さっそく部屋を確認させていただきました。
部屋のゴミは一人暮らしの方に多い、弁当の容器、コンビニの袋、ペットボトル、お酒の缶、雑誌などが散乱していました。同時に女性の方は、やはり服が多いです。実際の写真が以下のものになります。(ご希望により一部のみの紹介です)
このように床がほとんど見えません。これは廊下の写真になりますが、リビングと物置代わりになっている部屋も同様に床が見えない状態でした。
S・Gさまの場合、特に服の量が半端ではありませんでした。物置代わりの部屋のクローゼットはもちろん、クローゼットに入りきれない服がうず高く床に積み上げられていました。もちろん、というのも変ですが、リビングにも服が散乱しています。
「多すぎますよね」
「こんなにあってもしょうがないとわかっているんですけど・・・、どうも捨てることができなくて・・・」
「今回お願いしたとしても、あまり(捨てることに)自信がないです」とポツリとおっしゃられていました。
女性の場合、服に執着してしまい、なかなか捨てることができない方は多いです。みなさん一様に「わかっているけど・・・」とおっしゃられます。
ただ、こればかりはある程度は仕方のないことだと思います。しかし、度をすぎると生活に支障をきたしてしまします。どこかで区切りをつけなければいけません。
このようなことをアドバイスし、第3者と共同で整理をすると驚くほど片付けることができることを付け加えました。
「わかりました。頑張ってみます」と決意され、弊社のアドバイスを受け入れていただきました。
料金に関しては常に適切な料金提示を心がけておりますので、お見積もり後、即契約をいただくことができました。
作業内容
さて、今回の作業は共同で行います。
S・Gさまのお宅につくと、S・Gさまはすでに片付けをはじめておられました。今回の清掃にかける意気込みを感じます。
弊社スタッフもさっそく作業に取り掛かります。
まずはいつも通り玄関周りと通路の確保からです。S・Gさまの場合、玄関周りに必要なものが多数あるため、マンツーマンで要不要の確認をとりながら作業を進めていきました。
「仕事で使う書類」「新しい収納」「Amazonからの宅配便」など、必要なものを一つずつ仕分けしていきます。少々時間がかかったものの、玄関と廊下はスッキリです。
次にS・Gさまが普段生活されているリビングです。
S・Gさまは漫画お好きなようで、たくさんの漫画出てきました。これを整理していると、巻によっては同じ巻が複数出てくることもありました。
これは汚部屋特有のもので、「以前買ったのは覚えているがどこにあるのかわからない」ため同じものを購入してしまうのです。
他の実例を紹介すると、「爪切りが8本」「封筒100枚以上」「同じ洗剤が7個」「未開封のまま放置されている健康食品」「折り畳み傘10本以上」などなど、同じものが大量に出てくる傾向にあります。
一つ一つは大した金額ではないかもしれません。しかし、これらの積み重ねで無駄なものにお金を使っているという事実があります。
現在、汚部屋での生活が当たり前になってしまっている方は、精神的なストレス以外にも、金銭的にも損をしていることを再認識する必要があるのかもしれません。
作業は中盤から後半に差し掛かります。
この現場では、ペットボトルが大量に出てくるのですが、そのほとんどが飲み残している状態です。したがって、これらの液体をすべて出さなければいけません。この作業には時間がかかります。
ビールも賞味期限が過ぎたものがでてきます。ビールは常温でプルタブを開けると、中身が吹き出します。部屋汚さないように注意しながらの作業です。
S・Gさまが一番気になっている服は、一点一点確認しながら要不要を選別していきます。
S・Gさま、はじめのうちはなかなか処分する決断ができませんでした。しかし、何度も取捨選択をしているうちに、選択基準が大胆になっていきます。そのため、これまで停滞しがちだった仕分けのスピードが格段に早くなっていかれたのです。
このようなことは、たとえ「捨てることが苦手だ」とおっしゃる方でも例外ではありません。また、どの現場でもみることができる変化です。
S・Gさまも慣れない作業で疲れてはいらっしゃいますが、楽しそうにお手伝いをしていただけました。
はじめのうちは「自信がない」と言われていたS・Gさまでしたが、最終的には半分近くの服を処分することができました。これにはご本人さまが一番驚かれていた様子です。
今回はクリーニングを含め、7時間ほどかかりました。しかし、部屋は見違えるほどきれいに、そして広くなりました。ご本人さまのご希望によりお写真は掲載いたしておりませんが、気持ちのよい部屋を提供することができました。
最後の精算時に、「自分でもこんなに捨てることができるとは思いませんでした。お願いして良かったです」「これからは自分でできるように頑張ります」とお礼の言葉をいただき、今回の作業はすべて終了です。
弊社では、少量の不用品回収から、大量の遺品整理まで対応しています。部屋の片付けでお悩みの場合は、ぜひ一度ご相談ください。
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