【筑紫郡那珂川町でゴミ屋敷片付け】足が不自由なお母様の引っ越しゴミ処分
那珂川町でゴミ屋敷片付け・汚部屋清掃を行っている業者「アークサービス」です。今回はお母様のためを思って引越のお手伝いをする息子様、娘様にご依頼いただいた事例を紹介したいと思います。
ご相談内容
依頼主様は、40代女性のY・N様です。ご相談内容は、「福岡県筑紫郡那珂川町にある実家のマンションを引き払うので、不要品を回収してほしい」とのことでした。
実家には、足の悪い母が一人で暮らしているため、もっと便利な場所へ移ってもらうための引越しだそうです。ご高齢で身体が不自由な方にとって、日々の片付けや掃除はかなりの負担になります。
お見積りのとき、お母様とお会いしましたが、80歳を超えておられました。お母様の話によると、ずいぶん前から足が悪くなり、現在では歩くこともままならないと話していただけました。
そのため、どうしても片づけができず部屋がどんどん汚れていってしまいます。お母様も、何とかしなくてはという問題意識はあるものの、つい先延ばしにしてしまうとのことでした。
お見積もり
間取り3LDKということで、各部屋を順番に確認していきます。燃えるゴミや生ゴミが放置してあると、衛生上よくありません。そのため、燃えるゴミや生ゴミは頑張ってお母様が捨てておられるようでした。
しかし、かわりにお酒の空き缶やペットボトルなどがとても多い部屋でした。ビールがお好きらしく、ビールの空き缶だけで6畳の部屋いっぱいに溜め込んでありました。
また、寝室である和室にも大量のビールの空き缶が放置してあり、布団の回りはビール缶の山が形成されています。お母様のお話によると、このゴミをゴミ箱まで運ぶちょっとした動きが難しいとのことです。
健康な人から見ると、「そのくらいできるんじゃないの」と思われがちですが、身体が不自由な方にとって、この簡単にみえることでもとても難しいのです。
その他、娘様達の私物も大量にあり、「私(お母様)では判断がつかない」と話してくれました。娘様と息子様がいるらしいのですが、現在は自分の家庭を持ち、別のところで生活しているようです。
そこで、弊社から一つご提案をさせていただきました。引越しまではまだ猶予があるため、一度家族が集まることができる日を設定し、必要なものと不要なものに分けてみてはいかがですかという内容です。もちろん弊社のスタッフがお手伝いし、スムーズにすすめることができます。
とりあえず仕分けするだけでもいいですし、そのまま不要品を回収することも可能であることをお伝えしました。すると、お母様はこのご提案を受け入れていただき、後日家族全員で仕分けすることになりました。
作業内容
作業当日はお母様、娘様、息子様の3人が作業に立ち会う形となりました。家族全員で必要なもの、不要なものを仕分けしていきます。
娘様と息子様は、はじめのうちは全て処分するつもりだったとのことです。しかし、実際に仕分けしていくと、大事にしていたグローブや思い出の詰まったアルバムなどが出てきます。
「全部処分しなくてよかったです」と大変喜んでいただき、ご提案した甲斐がありました。
部屋の片付けだけでなく、遺品整理のときも立会いがとても重要になってきます。忘れてしまっている大切な品や、思い出の品は必ずといっていいほど出てきます。このようなものを処分してしまい、あとで後悔をしなくていいようにする必要があります。
依頼主様が仕分けをしている間は、弊社スタッフにて明らかに不要な空き缶やペットボトルを次々に運び出していきます。その後、押入れの中やタンスの中を依頼主様に確認を取りながら搬出します。
お母様は足が不自由なため、リビングで休んでいただいていました。すると、弊社スタッフに「すみません、ちっともお手伝いできなくて」と申し訳なさそうにおっしゃられました。
お母様には「そんなときのために僕らがいるんですよ」と笑顔でお伝えし、少しでも後ろめたさを感じることがないよう努めさせていただきました。
よく「申し訳ない」「こんなことお願いしてすみません」などのお言葉をいただきます。ただ、弊社は何かしらの理由で片づけができない方のためにサービスを提供している企業です。そのため、申し訳ないと感じる必要は全くありません。
そうして最後の積み込みが終わった後は、清掃に入ります。転居直前にハウスクリーニングを入れる予定だということで、今回は簡易清掃をして作業終了になりました。
最後は、娘様に「アークサービスさんに頼んでよかったです」と、うれしいお言葉をいただき現場をあとにしました。
弊社は、様々な片付けに対応しています。生活環境の変化、精神的変化、肉体的変化など、ご相談される内容はさまざまです。片づけでお困りのときは、ぜひご相談ください。きっとお力になることができるはずです。
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