【ゴミ屋敷片付け】北九州市八幡西区で10年以上掃除をしたことがない汚部屋片付け
北九州市八幡西区でゴミ屋敷片付け・汚部屋清掃を行っている業者「アークサービス」です。
ここではあまりにも部屋を汚しすぎてしまって、相談するのに2ヶ月以上かかってしまったという男性からご依頼いただいた事例を紹介したいと思います。
猛暑 + 階段作業でかなり大変な現場でした。
ご相談内容
M・Y様のお話によると、現在お住まいの場所とは別に、会社から借りてもらっている社宅があるそうです。仕事が忙しく、家に帰ることができないとき用の臨時の社宅らしいのですが、その社宅を「普通では考えられないくらいに汚してしまいました」と打ち明けていただきました。
今回その社宅を引き払うことになったので、弊社に相談しようと思われたそうです。
お電話やメールでご相談をいただいた場合、正式なお見積りを行う前に、おおよその部屋の状況を教えていただくことがあります。
お電話口で部屋の状況をお聞きすると、以下の内容を話していただけました。
- 10年以上掃除をしたことがなく、非常に汚れている
- ゴミが自分の身長よりも高く積みあがっている
- 床は見えておらず、風呂場は入ることもできない
- 部屋は4階にあるがエレベーターはない
など、内容から推測すると、かなり困難な作業内容が予想されます。
このことを踏まえ、まずはお見積りを行わなければなりません。正確な料金を出すには、部屋の状況を確かめることが不可欠です。また、依頼主様のご希望を考慮し、作業内容や日程のすり合わせも同時に行います。
お見積り
お見積り当日。依頼主様と挨拶をし、さっそく部屋を確認させていただきましたが、玄関からすでに床が見えません。そのときの写真がこちらです。
左の写真は、玄関から撮影したものです。廊下はすべてゴミで埋もれており、その奥には巨大なゴミの山が形成されています。また、右の写真はお風呂を撮影したものですが、依頼主様がおっしゃられていたように、一歩も中に入ることができません。そもそも、ここが風呂であること自体わからない状態です。
次に部屋の奥を確認します。このとき様子は以下の写真で確認いただけます。
部屋の奥は、人が生活する空間が全くありません。コンビニの弁当の容器をはじめ、ペットボトル、お酒の空き缶、パック飲料など、あらゆるゴミが散乱しています。
臨時の住居とはいえ、10年以上掃除をしたことがないというお話で、そのゴミは人間の身長ほど堆積していました。
そして、ゴミの量もさることながら、今回の現場にはエレベーターがありません。全て階段作業になるので、相応の人員と時間がかかります。
作業内容と立地条件を考慮して、正規の料金を算出します。料金にもご納得いただき、作業日程も合わせることができました。
作業内容
今回の案件は忍耐力の勝負です。まずは、ゴミを運び出すための通路を確保しなければ作業効率が悪くなります。そこで、スタッフ2名で通路を作るための作業に取り掛かります。廊下を埋め尽くすゴミをひたすら分別し、袋につめていきます。
次に、問題のお風呂に取り掛かります。どの現場でも同じですが、水周りの清掃作業はカビとの戦いです。なぜか本や雑誌などもお風呂に投げ入れてあり、浴槽はカビだらけです。
湿っている環境とカビ臭いゴミに悪戦苦闘しますが、所詮はお風呂のスペースです。30分ほどで撤去することができました。
そして、今回の汚部屋清掃のメインであるゴミ山の撤去に入ります。
ここからはスタッフ全員で、一気に片付けます。汚部屋清掃を多数行ってきましたが、飲み残しのジュースやお酒が必ず出てきます。今回の現場でも、飲み残されたジュースが大量に出てきました。この中身を捨てるための作業にも時間がかかります。
また、依頼主様はタバコを吸われる方だったようで、大量の吸殻も同時に出てきました。吸殻のある箇所を見てみると、数箇所ボヤをおこした形跡があり、ゴミ部屋の危険性をあらためて感じることができました。
ひたすら手と足を動かしていると、少しずつですが部屋はきれいになっていきます。以下の写真は、作業中の様子です。
右の写真を見てみると、ゴミの山がなくなり、一見もうすぐ終わりそうに見えます。しかし、ここから少々大変になります。
写真をご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、比較的小さなゴミは、ゴミの下層部にたまります。この小さなゴミの分別作業が非常にやりにくいです。でも、しっかり分別することでゴミを減らすことができれば、処分費を浮かせ、安い料金でサービスを提供することができるんです。
また、弊社スタッフは、汚部屋清掃には非常に慣れており、たとえ不衛生であっても全く問題ありません。しかし、この大量のゴミを、階段で4階から1階まで運ぶ往復作業は、慣れている我々でも骨が折れます。超きついです!
しかもこの日は記録的な猛暑日でした。今でもよく覚えてますが、久しぶりに意識が朦朧とした現場でした。(休憩大事!)
水分補給と休憩を取りつつ搬出作業をすすめ、ゴミの撤去は完了です。最後は、部屋全体の清掃ですが、今回のように汚染度の高い現場では、通常ハウスクリーニングを行います。
しかし、長年部屋を粗末に扱ってきたため、全体がかなり傷んでいます。備え付けのカーペットは、タバコによる焦げ跡とジュースのシミがついています。クロス(壁紙)には大量のヤニが付着し、張り替えをしなければなりません。
また、扉ガラスの破損、備え付け家具の破損など、原状回復工事が必要な状態です。弊社では、原状回復工事やリフォームが必要なときは、信頼できるリフォーム業者のご紹介もしています。
ただ今回は、M・Y様ご自身で正直に会社に報告し、その判断に従うと決意されていました。
そこで、弊社でもできる限り部屋の印象がよくなるよう、最大限の清掃をさせていただいたところで、作業を終了しました。
作業終了時の様子は以下の写真で確認できます。
最後に依頼主様に確認していただいとき、次のようなお話をしていただけました。
「助かりました。ありがとうございました」
「実は相談するまで2ヶ月以上かかりました。こういうのって相談しにくいじゃないですか」
「どこに頼めばいいのかもわかりませんし・・・、ボッタクリなんかの悪い噂もありますよね」
「でも、しっかり対応してくれてうれしかったです」
そうなんですよね。ゴミ屋敷問題は相談することが一番難しかったりするんですよね。とくにゴミの量がとても多かったりすると、断られるんじゃないか?と考えて電話する手が止まってしまうという方も珍しくないんです。
でも、そこさえ乗り越えていただければ今回の事例のように短期間で解決してしまいます。
ゴミ部屋に関するお悩みは、解決できるお悩みです。弊社は、そのお悩みを解決することができます。誰にも相談できずお困りの方は、弊社アークサービスまでご相談ください。(階段作業でもがんばります!)
→ 【画像あり】実際にあった驚きの事例を見てみる 福岡の事例パート1 福岡の事例パート2
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