福岡市東区で発達障害をお持ちの方の汚部屋片付け(社会福祉協議会さまよりご依頼)

福岡市東区でゴミ屋敷片付け・汚部屋清掃を行っている業者「アークサービス」です。

 

今回は「社会福祉協議会」さまより、発達障害から片付けができずにお困りの女性宅の部屋片付け依頼をいただきました。どのような内容だったのかご確認ください。

 

ご相談内容

「社会福祉協議会の○○と申します」

 

「うちをご利用されている方が部屋を片付けられずに困っていらっしゃいます」

 

「ケースワーカーさんでは対応できないようですので、部屋の片付けをお願いしたいです」

 

「他社さんと相見積もりを取らないといけませんが、それでも対応可能でしょうか?」

 

このようなご相談でした。相見積もりは大歓迎ですので、全く問題ない旨を伝え、お見積りを行うことになりました。

 

 

お見積り

この日は台風で大雨強風が吹き荒れるお天気でした。現場の近くに行くと、暴風雨の中、傘をさして待っておられる社会福祉協議会のスタッフさんと、活動支援センターのスタッフさん2名が立っておられました

 

「うお〜、申し訳ない!!」と思いあわてて参上。名刺交換を行いさっそく依頼主様の部屋を確認させていただくことになりました。部屋の様子は以下の通り。(許可をいただき掲載させていただいてます)

 

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依頼主さまは40代の女性。

 

「すみません。こんなことお願いして。私、発達障害があるものですから片付けが苦手で苦手で・・・」

 

「何度かやってみたんですけど、ものが移動するだけでぜんぜんすっきりしないんです」

 

「ケースワーカーさんもどうやら苦手みたいで、今回プロの方にお願いしてみた次第です」

 

「部屋の模様替えもお願いしたいです」

 

とのことでした。ここで「どこまで片付けたいのですか?」とお聞きしたところ、「処分するものはないんです。でも綺麗にしたいんです」とのお答えでした。

 

さて困りました。

 

この現場の間取りは1ルーム。そのなかにこれでもかと言うほどものが溢れかえっています。収納もパンパンに詰まった状態です。はっきり言ってものを減らさずスッキリとした部屋にはできません。そこで、

 

「物の量と部屋のキャパシティが一致してないので、がんばって減らしましょう。最後までお手伝いしますよ。その上で模様替えしていきましょう」とご提案しました。

 

「え〜、でも捨てるものないですよ〜」と少々お困りのご様子。

 

ここで社会福祉協議会と活動支援センターのスタッフ様からも「このさい頑張ってスッキリさせてみたらどう?」「僕も手伝うんで、がんばりましょう」と後方支援をいただきました。すると、

 

「う〜ん、わかりました。頑張ってみる」と物を減らすことに渋々ですが承諾いただくことになりました。(片付けが苦手な方は勢いも大事です。)

 

料金を提示すると「はい!それでお願いします」と即決。ありがたいことでしたが、ここで私の頭に「?」マーク。

 

「あれ?相見積もりじゃなかったんですか?」と社会福祉協議会の方にお聞きすると、、、

 

「実はドタキャンされたんです。福岡では人気の業者さんみたいでしたけど、いろいろ理由つけられて断られてしまいました」

 

「そんなこともあって、電話対応も相見積もりの件もアークさんのほうが対応がすごく良かったんで、本人様がよろしければアークさんにお願いしたいと思います」

 

と大変ありがたい言葉をいただきました。そんなこんなでこの場で作業内容と日時を決めさせていただき、あとは作業当日を迎えるだけになりました。

 

 

作業内容

今回は依頼主さまが信頼を寄せている活動支援センターの男性スタッフの方にも参戦していただき、時間をかけて整理することになっています。

 

必要なものと不要なものを仕分けるには、コツなどはなく、一つ一つ確認しながら仕分けしないといけません。これには時間がかかりますが、「捨てるものがない」と言われていた依頼主さまも、実際に確認してみると不要なものが次々と出てきます。

 

「意外とあるんですね」と喜んでいただけたようです。

 

ただ、この方はとてもおしゃべりが好きな方で、なかなか作業が進みません。やんわりと作業を促しながら、納得頂ける形で整理していきます。

 

同時にクリーニングもサービスで行いました。「鏡の鱗が取れないのでなんとかなりませんか?」とのことでしたので、以下のようにきれいにしました。

 

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こちらもお喜びいただけたようです。

 

最終的には7時間という長丁場になりましたが、床にあるものが全てなくなり、希望通りの模様替えもできて依頼主さまもニコニコ顔でした。(整理後の部屋の写真はNGでした)

 

最後に、

 

「本当にこんなにきれいにしてもらって、大大大大大大満足です!」

 

「またお願いしたいですけど、こんなにおしゃべりな私だと嫌ですよね(笑顔)」

 

「でもお願いして本当に良かったです」

 

と最大限のお礼をいただき作業を終えることになりました。

 

帰りの道すがら、活動支援センターのスタッフ様には「自分で決めるのが苦手な方だったんでとても難しいと思っていましたが、根気よくお付き合いいただいてありがとうございました」とお礼の言葉をいただけました。

 

なかなか部屋がスッキリせずもやもやしている方はぜひご相談ください。断捨離はひとりでやると進まないですが、第3者とやると意外とスムーズに行なえます。最後までお付き合いしますよ!

 

→ 【画像あり】実際にあった驚きの事例を見てみる 福岡の事例パート1 福岡の事例パート2

 

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