福岡市博多区で息子様の部屋を引き払いたいお母様より不用品回収のご依頼
弊社アークサービスは、不要品回収と遺品整理を専門で行っている業者です。今回ご紹介する事例は、福岡県福岡市博多区千代のアパートが現場でした。
ご相談内容
ご相談いただいたのは、大分県にお住まいの50代女性、N・S様からでした。このときの内容は次のようなものでした。
「福岡県博多区の千代に息子のアパートがあるのですが、そこの不要品を回収してもらいたいです」
「ある事情があって、現在はそのアパートには誰も住んでいません」
「母である私が部屋を確認したのですが、とても私一人では片付けることができません」
このような内容のご相談でした。今回の事例のように、ご本人様ではなく、その家族の方が依頼をされるケースは多いです。
ただ、家族の方が依頼されるケースは本当にさまざまな悩みを抱えてご相談をいただきます。今回も、その声色から人にはいえない事情があるように感じました。
どのような事情であれ、弊社にお手伝いできることがあれば全力でお力添えをさせていただきます。まずはお見積りを行うことになりました。
ただ、N・S様は大分県に住まわれており、お見積りと作業を別の日にすると、再度福岡県に出向いていただかなくてはいけません。
そこで弊社から、「お見積り後、料金にご納得いただければ即日作業に入ることができる」ことをご提案しました。するとN・S様は、「その方法でお願いします」ととても喜んでくださいました。
お見積りの日程をあわせ、後日伺うことになりました。
お見積り、作業内容
お約束の日に、福岡県福岡市博多区千代のアパートに伺います。N・S様には、とても深いお辞儀をして出迎えていただきました。
N・S様が部屋の鍵を開けるとき、「びっくりされないでくださいね」と苦笑いをされていました。扉を開けて中を見てみると、確かに散らかってはいますが、ごく普通の部屋でした。
弊社の感覚では普通の部屋でも、N・S様の感覚からするとゴミ部屋に見えたのだと思います。
しかし、ごく普通の部屋といっても、これをすべて一人で処理するとなると簡単ではありません。N・S様のように、他に手伝ってくれる人がいなければ、弊社のような業者に頼らざるを得ません。
部屋を確認し、正規の料金を提示すると、「十分予算内でした。助かります」と喜んでいただけました。今回は、料金にご納得いただければ、そのまま作業に移るお約束です。N・S様に了承を得て、さっそく作業を開始します。
N・S様は、「部屋を引き払うためにすべて処分」をご希望です。ただ、そうは言っても残すものというのは必ずでてきます。そのため、N・S様に残っていただき、確認を取りながらの作業を行おうとしました。
ただ、N・S様の様子が変です。このとき、この部屋がなぜ空き部屋になっているのか、その理由をポツリポツリと話してくださいました。その内容は次のようなものでした。
「実は、息子が精神的な病気になってしまいまして、突然大分の実家に帰ってきたのです」
「会社に勤めていたときにいろいろとあったみたいで、今は療養中です」
「ただ、賃貸の部屋をそのままにすることはできません。息子は『もう福岡にいくことはない』といったので、今回お願いした次第です」
「部屋のものをどうするのか息子に尋ねてみたところ、『あの部屋にあるものはもう見たくないから処分してほしい』と言われたのです」
「したがって、この部屋にあるものはすべて処分していただきたいのです」
このように話していただきました。とても言いづらいことを話してくださり、大変申し訳なかったです。そのような事情であれば、ご希望通りすべて処分ということで作業を進めていきます。
唯一、貴重品だけは残しておくことにして、不要品である家財を運び出していきます。1DK程度の部屋であれば、すべて運び出すのに時間はかかりません。
部屋を空にしたところで簡易清掃を行い作業終了です。あまりにも早く作業が終わったことに驚かれ、また、喜んでいただきました。
「これから賃貸解約のための手続きです」
「もう!自分でやってくれたらよかったのに!」
と、最後は息子様に対して怒りを覚えていらっしゃいました。最後に感謝の言葉をいただき、今回の作業はすべて終了です。
弊社では、さまざまな理由から片付けができなくなった方を対象に、「片付けサービス」を行っています。中には、今回の事例のように精神的なものが原因で依頼をいただくことも多いです。
また、このようなケースでは本人様だけではなく、そのご家族様も同様に悩んでいることが多いです。「どこに相談してよいのかわからない」、「自分達では解決できない」などのお悩みがあるときは、ぜひ弊社までご相談ください。必ずお力になれるはずです。
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