遺品整理:実際の体験談から学ぶ

遺品整理:実際の体験談から学ぶ

遺品整理

 

遺品整理の現場では、家一軒を丸ごと片付けることは珍しくありません。これまで、遺品整理のお手伝いをさせていただいたお客様は、皆さん口を揃えて「(遺品整理が)ここまで大変だとは思いませんでした」と話してくださいます。

 

しかし、これは当然のことです。例えば、ファミリータイプのマンションであっても、2tトラック3〜4台分の遺品が出てくることは良くあります。

 

さらに、これが一軒家になると、2tトラック5台では済まないことが多いです。これだけ大量の品を片付けなければならないため、慣れていない方にとっては恐ろしく大変な作業であると言えます。

 

このような事実からも、遺品整理を行うときは、どんなことに注意して行えば良いでしょうか。

 

実際の体験談から遺品整理を学ぶ

 

遺品整理を行うにあたって、実際に遺品整理を行った人の体験談から学ぶことが重要になってきます。実のところ、遺品整理で苦労する場面は皆さん共通しています。

 

したがって、過去に遺品整理をされた方が、どのようなことで困っていたかを学ぶことで、事前にトラブルを回避することができるのです。

 

次に紹介する方は、遺品整理を終えるまでに、2年の月日をかけて整理されたそうです。それでは、その方は遺品整理を行う際に、どのようなことで苦労をされたのでしょうか。

 

あるとき、Aという女性から電話でご相談をいただきました。このときのご相談内容は、次のようなものでした。

 

Aさんの遺品整理の実例

 

「大きな家具を引き取ってください」

 

非常にシンプルな依頼だったので、電話を受けたときは遺品整理の現場であるとはわかりませんでした。住所をお聞きし、実際の現場へと向かいます。

 

着いた先は、郊外にある一軒家のお宅でした。庭は荒れており、雑草が伸び放題です。また、家屋を見てみると、手入れがされている様子はなく、どこか廃屋をイメージしてしまう佇まいでした。

 

インターフォンを押すと、ほっそりとした50代の女性に出迎えていただきました。ただ、とても疲れていらっしゃるように見えます。

 

中に案内され、処分する不要品を確認します。その内容は、冷蔵庫、大型のソファー、食器棚、タンス3棹でした。そして、驚いたことに、この不要品以外は何もなく家の中はもぬけの殻になっています。

 

不思議に思い尋ねてみたところ、Aさんは次のように話してくださいました。

 

「実は、この家には父が一人で住んでいました。しかし、数年前に亡くなり、この家は空き家状態になっていたのです」

 

「ただ、このまま放置するわけにはいかず、整理を行うことにしました。片付けた後は、取り壊す予定です」

 

「ここまで片付けるのに、2年ほどかかってしまいました」

 

「もしかして、お一人で片付けられたのですか?」 とお尋ねすると、

 

「はい。時々兄に手伝ってもらいましたけど、ほとんど一人で片付けました」

 

この話を聞いたとき、素直に感心しました。通常、平均的な一軒家のお宅を片付けるには、慣れたスタッフ数人がかりでも2〜3日かかることもあります。

 

これをほぼ一人で片付けるには、相当な苦労があったと思います。Aさんも、これまでの苦労を聞いてほしかった様子で、遺品整理を終えるまでの苦労話をたくさん聞くことができました。

 

その中で、特に印象に残ったのが次のような内容です。

 

「最初は、あまりにも大量な遺品を前に途方にくれました。私には兄がいるのですが、兄を頼ろうにも遠方に住んでいるのでなかなか都合がつかないのです」

 

「普段は私にも生活がありますので、その合間に少しずつ進めたのですが、結局2年かかりました」

 

「途中で整理するのが嫌になって、半年ほど放置していた時期があります。やってもやっても終わりが見えないので、泣いたこともあります」

 

「夏は絶対にやってはダメですね。あまりの暑さに意識が朦朧(もうろう)としました」

 

「父が生きているうちに、少しずつ捨てておけばよかった……」

 

「食器と本には本当に苦労させられました。あそこまで重いとは思いませんでした」

 

このように話してくださいました。このとき、一軒家を一人で片付ける選択をする方は少ないので、「業者は使おうとは思わなかったのですか?」 と尋ねてみました。すると、「その当時は全く頭になかったです。今になって思えば、頼めばよかったです」と話してくださいました。

 

最終的に、「自分では処分することができない、大型の家具のみ処理してもらいたい」と、弊社に依頼していただいたという経緯だったそうです。

 

そこで、「何度も挫けそうになったこと」、「それでも私がやらねば」と自分を鼓舞して頑張ったことなど、遺品整理を実際に体験した本人にしかわからない貴重なお話を聞くことができました。

 

Aさんから学ぶべきことは多いです。内容をまとめると、次のようになります。

 

一人で遺品整理をする選択肢は選ばない

 

遺品整理は大変な作業です。そのため、協力してくれる人がいるのであれば、必ず協力してもうようにしてください。延々と一人で作業をしていると挫けそうになる場合があります。

 

Aさんの話の中にもありますが、中には本当に挫折してしまい、遺品整理の完了が大幅に遅れてしまうことも考えられます。

 

このようなことにならないためにも、手助けしてもらえるのであれば、一人で遺品整理をするという選択肢を選ばないようにしてください。

 

年単位の覚悟で挑む

 

遺品整理には時間がかかります。どうしても一人で行うしかない場合は、相応の時間がかかるものだと覚悟しておくことが重要です。Aさんの場合は、遺品整理に2年もの月日がかかってしまったそうです。

 

たとえ協力者と遺品整理をすることができたとしても、普段の生活の合間を利用して行う場合が多いです。そのため、どうしても時間がかかってしまいがちです。

 

これから自分達で遺品整理を行う予定の方は、遺品の量にもよりますが、1年以上かかってしまうことも視野に入れて遺品整理を始めると良いでしょう。

 

遺品の運び出しは重労働

 

遺品とは、故人が生前に所有していた動産物の全てを指します。中には、大型の家具や多量の紙類などの重量物が含まれていることもあります。これらのものを全て運び出すとなると、その労力は相当なものです。

 

特に、遺品を大量に残されていた場合、その量に比例して運び出すことが大変になります。重量物の運び出しで身体を痛めることがないよう、注意して作業にあたる必要があります。

 

遺品整理をする季節も重要

 

遺品整理は大変な作業です。そのため、できるだけ快適に作業ができる季節を選ぶことも重要です。気温の高い夏は、長時間の作業を行うには適していません。

 

実際にエアコンのない現場だと、10分作業するだけで汗だくになります。これに加えて、意識が朦朧(もうろう)となり判断力が低下してしまう可能性もあります。夏場の遺品整理は、避けることができるのであれば避けたほうが良いです。

 

生前整理の重要性を知る

 

Aさんのお話にもあったように、「少しずつ処分しておけば良かった」という言葉は、本当に多くの現場で聞きます。皆さんが、なぜこのようなことを言われるかというと、遺品整理を経験したことがないからです。

 

遺品整理というのは、生涯のうちで何度も経験するものではありません。そのため、遺品をどのように扱えばよいのか。また、大量の不要品をどう処分してよいのかわからないのです。

 

しかも、遺品整理は急に対応しなくてはならないケースもあり、途方に暮れてしまうことは珍しくないのです。このような事実からも、生きているうちから家の整理をすることは、とても大切なことだと言えます。

 

不可能と判断した場合は業者に頼む

 

Aさんの場合は、「自分がやらなくてはならない」と考えていらっしゃったため、大変な苦労をされたようです。もちろん、遺品整理というのは、遺族の方が心をこめて行うものです。

 

しかし、身体的に不可能である場合や、時間の都合で自分達ではできないようであれば、業者に頼むという選択肢を考えてみても良いかもしれません。

 

これまでお話してきたように、遺品整理は大変な作業です。しかも、多くの方は遺品整理の経験がありません。そのため、どれだけ大変なことなのかを理解している方は本当に少ないです。

 

このような事実からも、すでに遺品整理をした方の経験談は、とても価値のある情報だと言えます。これから遺品整理に取り掛かる方は、ぜひ参考にして遺品整理を進めてください。

 

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