片付けられない症候群:ADHD/ADD(注意欠陥・多動症)

片付けられない症候群:ADHD/ADD(注意欠陥・多動症)

ADHD/ADD

 

ADHDという障害を聞いたことがあるでしょうか。俗に「片付けられない症候群」と呼ばれ、近年耳にすることが多くなりました。

 

ADHD(Attention Deficit/Hyperactivity Disorder)は、これまで小学校から中学校の子供に見られる発達障害とされていましたが、大人になってもADHDで悩んでいる人は少なくありません。

 

ADHDは、先天性の発達障害の一つになります。突然発症する病気や心の病ではないので、育て方や家庭環境でADHDになることはありません。

 

ここでは、片付けられない症候群といわれる、ADHDとはどのようなものかを解説していきます。

 

発達障害とは

 

まず最初に理解していただきたいのが、発達障害とはどのようなものなのかということです。

 

発達障害とは、脳機能障害の一つで生まれついての障害になります。一般的に、他人とコミュニケーションをとることが苦手であったり、普通の社会生活をおくることが困難だったりする障害になります。

 

ここで勘違いして欲しくないことがあります。先天性の障害といっても一生発達しないということではありません。発達の仕方に波があるということなのです。

 

したがって、知的レベルは問題なく、ある分野においてはとても優秀な人も数多くいます。しかし、その個性の強さから一般社会に適応しにくい場合もあります。

 

ADHDになる原因

 

大脳の前方の部分(前頭葉前野)の発達障害だとされていますが、原因はわかっていません。現在有力な説は、次にあげるものです。

 

大脳前頭葉前野の発達障害と考えられています。この前頭葉前野の重要な役割の一つとして、今の環境で必要なことを取捨選択する機能があります。つまり、状況判断をする機能を担っているのです。

 

また、対象のものに意識を集中させるという機能も前頭葉前野の役割です。その前頭葉前野に障害があるということは、状況判断や集中の持続が困難である障害だといえます。

 

例えば、「人の話を集中して聞くことができない」「次々と別のものへ注意がそれてしまう」「不用意な発言をしてしまう」「約束を忘れてしまう」などがあります。

 

一つ一つ見てみると、たいした問題ではないようにみえます。ただ、このようなことが頻繁に複合的に現れてしまうと、周りからは「だらしない人だ」「失礼な人だ」と思われてしまいます。

 

ADHDは自覚するのは難しい

 

特徴として、上記ように一つ一つの問題が小さいために、自分がADHDであると認識することがとても難しいことが上げられます。

 

症状だけ見てみると、とても障害があるようには見えません。ただ、そのせいで自分自身がADHDだと自覚していない方とても多いです。そのため、詳しい人数はわかっていないのですが、子供から大人まで含めると、数百万人にのぼるといわれています。

 

一見、障害があるようには見えないADHDの方は、周囲の人にはわからないほど生きづらさを感じています。周囲にも理解をえられず、「なぜ私はこんなことができないのだ」「わかっていたのにどうして忘れてしまうのだ」と、一人悩んでいる方がとても多いです。

 

以下のような症状が「頻繁」にあれば、ADHDを疑うことから始めてください。そして、一人で悩まず、医師や周囲の人たちに相談してみてることが大切です。

 

ADHDの症状

 

子供の症状

 

・宿題や持っていくものを忘れやすい
・落ち着きがなく、一つのところに留まっていられない
・突然大声を上げる
・本を最後まで読めない
・整理整頓ができない
・食事の仕方が汚い
・注意をしても聞かない

 

大人の症状

 

・物忘れが多い
・物事を順序だてて行うことが苦手
・衝動的な発言、行動が多い
・片付け、掃除が苦手
・金銭管理が苦手
・物事を先延ばしにしてしまう
・ひとつのことが長続きしない

 

成長の過程や現在の環境で症状は変化しますが、ADHDの本質は子供も大人も同じです。したがって、現在ADHDで悩んでいる方は、子供の頃からずっとADHDに悩まされています。

 

ADHDと片付け

 

ADHDの方は、自分の部屋が散らかっていることは十分理解しています。しかし、いざ片づけをはじめても他の事へ注意がそれてしまい、片づけをしていたことを忘れてしまいます。

 

忘れてしまうのですが、ADHDの方がやる気がないわけではありません。また、だらしがないわけでもありません。人間には得手不得手があります。例えば次のようなことです。

 

・走るのが苦手
・調理が苦手
・手先が器用
・絵を描くことが得意

 

このように、ADHDではない人でも苦手な分野はあります。ADHDの人は、たまたま片づけが苦手であるというだけなのです。このことを周囲の人は理解する必要があります。

 

それでは、以上のことを踏まえた上で、ADHDの方が片付けができるようになるにはどのようなことに注意していけばよいでしょうか。

 

自分を許す

 

片付けを始めるにあたって、まずはこれまでの自分を許すことが大切になります。ADHDの方は、「なぜ自分はできないのか」と思い悩んでいる方が多いです。

 

そのため、「また同じ失敗を繰り返してしまうかもしれない」と新しい取り組みに対して恐怖心を抱いていることがあります。ただ、このように考えていては何も変わりません。

 

そこで、これまでの片付けが苦手だった自分に対し、「これまではできなかったけど、今からできるようになろう」と考え、過去の自分を許してあげてください。そうしないといつまでもクヨクヨと悩んでしまい、部屋を片付けることができません。

 

できることから始める

 

ADHDの方に限らず、いきなり大きな目標を立ててしまうと、かなりの確率で失敗してしまいます。そこで、できることから始めることが大切になります。

 

例えば、部屋全体を片付けるのではなく、まずは机の引き出し一つだけ整理してみましょう。すると不思議なことに、もう一つ引き出しを片付けたくなってくるものです。

 

引き出しではなく、「トイレだけ」「本棚だけ」などどこか1箇所だけ片付けてみてください。この繰り返しで部屋が少しずつきれいになっていきます。

 

ルールを決める

 

上記のように、1箇所の片付けを一日のスケージュールの中に組み込んでおくと良いです。なぜなら、気が向いたときに片付けていては、ADHDの方は忘れる確率が高いからです。

 

したがって、「1日に1箇所を毎日整理する」といったルールを決め、これを実行していくと良いです。もちろん違うルールでもかまいません。例えば、「1日に1回5分間片付ける」「不要品を1日1個処分する」など、自分ができることを続けることが重要になります。

 

また、たとえルールを忘れてしまって片付けができなかったとしても気にする必要はありません。そこで「また忘れてしまった」と後悔するのではなく、新たにその日から片付けを始めれば良いのです。


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