大量のゴミにはレンタカーが有効
ご自身でゴミ部屋を片付ける決意をした場合、ゴミの自己搬入を考える方もいらっしゃるかもしれません。ゴミの自己搬入とは、ご自身でゴミを清掃工場に持っていき処分する方法です。
自己搬入には車が必要不可欠になります。マイカーをお持ちの方も多いと思いますが、大量のゴミを乗せるには軽自動車や普通車では難しいかもしれません。
マイカーを利用する場合、次のようなデメリットがあります。「一度では載せきれない」「車内が汚れてしまう」「においが気になる」などの弊害があります。
清掃工場が近くにあり、汚れも度外視で往復する覚悟があればかまいませんが、大量に積むことができる車をレンタルするほうが効率がいいです。
ここでは、レンタカーを活用し部屋を片付けるときの注意点について解説していきます。
レンタカーを利用する際の注意点
大量に荷物を載せるとなると、イメージするのがトラックではないかと思います。しかし、軽トラックにせよ中型トラックにせよ、トラックは借りてはいけません。これには理由があります。
トラックの荷台は壁や天井がなく、むき出しの状態であることはご存知だと思います。荷物がたくさん載せられるよう、また載せやすいように工夫されています。
しかし、荷台がむき出しのため、荷物(ごみ)を乗せた後に必ず紐掛けをしなくてはなりません。この紐掛けをしないと荷物が崩れたり、走行中の風圧で飛んだりする可能性があります。そのため紐掛けは必ず行わなければなりません。
紐掛けは熟練者の動画などを見るととても簡単そうに見えます、しかし、未経験の方がマネをして紐掛けをしてもうまく締めることができず最悪ほどけてしまいます。
運転中、荷崩れで道路にゴミが散乱してしまっては後処理が大変なばかりか、他人にまで迷惑をかけてしまいます。最悪、事故につながる可能性もあります。
トラックの運転が得意であり、紐掛けの経験者であればトラックをレンタルしたほうが効率がいいです。未経験の方は、トラックのレンタルはしないようにしてください。(※タンスなどの粗大ゴミ程度であればトラックでも良いです)
そこでオススメなのがバンです。
写真のようなバンであれば、荷崩れの心配はありません。後部座席を倒すと、かなりの広さがあるので大量の荷物を載せることができます。
乗用車の数倍乗せることができるので、往復の時間、ガソリン代、ストレスを大幅に軽減できます。
写真はハイエースという1tクラスの大型バンになりますが、小さく取り回しが簡単な軽バンもあるので女性でも心配ありません。
実際のレンタル方法
レンタル自体はとても簡単です。
電話で予約
・名前、連絡先
・レンタルする車種
・使用日時
この3つを伝えると、その車種が空いていればそのまま仮契約となります。
ネットで予約
こちらはもっと簡単です。上記の必要事項を入力するだけです。
レンタル当日、免許証を提示と料金の支払いをし、契約書にサインをしてレンタル完了です。おそらく、はじめて乗る車種になると思いますので、慣れるまでは慎重に運転してください。
注意点
まず注意しなければならないことは、運転感覚が違うことです。現在乗っている車との感覚のズレで擦ってしまったり、最悪事故につながる可能性もあります。感覚がつかめるまでは加速・右左折などは慎重に運転してください。
万が一事故を起こした場合、すぐに警察、レンタカー会社に連絡をします。レンタカーは全て保険に入っていますので過度の心配は必要ありません。
年末や年度末、お歳暮のシーズンは宅配便や引越し業者が月単位でレンタルしており、バンやトラックはレンタルできないことが多いです。この時期は避けたほうがよいでしょう。
返却時の注意点
返却時の注意点は時間厳守と燃料満タン返しです。レンタルする際、燃料が満タンであることを確認し、返却の際も満タンで返します。
レンタカー店によっては、ガソリンスタンドで満タン証明をもらうようお願いされるかもしれません。ガソリンスタンドのスタッフに「満タン証明をお願いします」と人声かけるとスタンプを押してもらえます。
時間厳守は当然です。規定時間を過ぎると追加料金が発生してしまいます。また、約束の日時を守ることができないと次に借りる方に迷惑がかかるかもしれません。