熊本県熊本市で遺品整理(挫折編)
熊本市で遺品整理・不用品回収を行っているアークサービスです。
今回は弊社の依頼で一番多い、「途中で挫折してしまった」遺品整理の事例を紹介します。
ご相談内容
「熊本市にある団地なんですが、遺品整理をお願いしたいんですが…」
「妻と片付けていたんですが、なかなか時間が取れないのと、量が多すぎて途方にくれてしまいました」
「仏壇も回収してほしいしかなり量が多いので、一度見に来ていただいたほうがいいと思います」
「早ければいつくらいに来ていただけますか?」
とのご相談でした。遺品整理を始める前は、「なんとかできそう」なんですよね。でも実際には、
- 忘れていたところからでてくる遺品
- 中身の入った調味料はどうする?
- どう分別していいのかわからない不要品
- 想像以上に重い食器、紙類
- 粗大ごみの回収日時が合わない
- なかなか取れない時間
- いつ終わるのかわからない焦燥感
など、予想外の問題に直面し、挫折してしまうことがとても多いのです。また、このケースでお問い合わせいただくことが多く、遺品整理を数多く手がけてきた弊社には、そのお気持ちはよくわかります。
正直家まるごと遺品整理をするのは、素人の方だけだとかなり難しいと考えたほうがいいでしょう。ということで、まずは見積もりです。
お見積り
お見積りでついた先は熊本市内にある大きめの団地。間取りは3LDKで、団地の間取りとしては一部屋あたりの面積は広めです。依頼主様とご挨拶をし、さっそく部屋を拝見します。
この写真は依頼主様の元自室。その他どの部屋を見ても、ゴミ袋が用意されており、途中まで片付けた気配が伺えます。見積もりをしながらお話を聞くと、
「母が亡くなってから時間が取れず半年くらい放置していました」
「いいかげん家賃もがもったいないので片付けを始めたんですが、3回位で投げ出してしまいました(笑)」
「その間にも家賃は発生するんで、最初から業者を利用しておけばよかったですよ〜〜」
「最初はできると思ったんですけどね。ケチって損しました(笑)」
と終始笑顔。しかし時間もお金も無駄にしたことを後悔されていました。
依頼主さまのご希望は、
- 一緒に不要な遺品を選別
- 形見の発送
- 最終的には退去するので全撤去
- 退去できる程度のクリーニング
- 仏壇の供養
です。総量としては2tトラック4台分。分別仕分けの時間を考慮すると、3日はかかりそうです。ここで料金を算出。
「う〜ん、やっぱりそのくらいかかりますよね」
「でもお願いしたほうが良くない?私はできる自信ない」と奥様。
「でも3日も時間取れないよ?あ、来週末1日と、その次の週末2日でっていうのは可能ですか?」
どうやら時間の都合がつかない御様子。でも普通のサラリーマンなら休みは限られて当然です。もちろん大丈夫なことをお伝えすると、「じゃあそれでお願いします」とその場でご契約をいただけたのでした。
作業内容
作業当日。依頼主さまもご夫婦で参戦。ジャージ姿で気合も十分なようです。「今日はよろしくおねがいします」と早速作業に取り掛かります。まずはお仏壇に手を合わせ、故人様に遺品の整理をさせていただくことをお伝えします。
一部屋ずつ残す残さないの仕分けをしていくわけですが、依頼主さまは「かあ〜〜!すごい量だな〜!」と改めて遺品整理の大変さに苦笑いでした。
特にキッチン周りは生前のままですので、戸棚からでてくる大量の食器、期限切れの食品や大昔に使っていた調理器具などに目を回されていました。奥様も汗まみれ、ホコリまみれで頑張っていただいています。
3日間という長丁場でしたが、ご主人様の小さな頃の品や、懐かしすぎるボードゲームなど「あ〜こんなのもあったな〜」と楽しそうに遺品整理ができました。さすがにご主人も奥様もヘトヘトのご様子でしたが(笑)
最後は部屋全体をクリーニングし、今回の作業は終了です。最後に、
「ありがとうございました。正直こんな大変とは思いませんでした。トラックもいっぱいでしたよね。自分たちでやっていたらどれだけ時間がかかったことか。助かりました」
と大変喜んでいただけたようでした。
ちなみに仏壇、仏具、御札は最終日に回収させていただき、次の日に提携のお寺様で供養をさせていただきました。その後に解体処分です。やはり供養を行った上で処分したほうが、遺族様にとっても心がやすらぎます。
ここをご覧の方も、供養品がございましたら弊社にすべておまかせいただけますのでご相談ください。
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