家の整理で出てきた使わない自転車の処分方法
ガソリンの高騰や環境問題の観点から、自転車を利用する人はとても増えています。とても便利で経済的な自転車は日常生活では欠かせない足として1台はお持ちではないでしょうか。
子供がいる家庭であれば複数台自転車があるところが当たり前です。古くなったり、子供の成長とともに使わなくなった自転車はどのように処分すればよいのでしょう。
まずは防犯登録の抹消から
自転車を購入すると防犯登録をします。防犯登録とは自転車を盗まれたとき所有者を特定するためのもので自転車を購入した人は登録する義務があります。しかし、自転車を処分する際、通常防犯登録の抹消をしなければならないのですが、防犯登録の抹消をしなくても特に罰則がないのでそのまま処分する人が後を立ちません。
しかし、防犯登録を抹消せず人に譲ったり中古店に売却するとトラブルに巻き込まれる可能性があります。
防犯登録の有効期限は?
防犯登録の有効期限があります。有効期限は登録日から10年間になるので、購入後10年経過している場合は抹消手続きは必要はありません。
防犯登録抹消に必要なもの
抹消するには、登録している人の身分証明書と防犯登録カードがあれば抹消できます。この2つが用意できる場合は自転車本体は不要ですが、防犯登録カードがない場合は自転車本体が必要になります。
抹消手続きはどこでできる?
自転車を購入したところか交番で抹消します。
自治体による回収を利用する
自転車を処分する場合、粗大ゴミとして出すことが一般的です。事前の手続きが少々ありますが、処分場が近くにない場合や安く済ませたい方は自治体の回収を利用するのが一番オススメです。自治体により回収料金は異なりますが、概ね1000円以内に回収してくれると思います。
ただし、自治体に依頼する場合は自治体の回収日にあわせる必要があります。急な引越しや今すぐ処分したときは別の方法を考える必要があります。
自転車を清掃センターに持ち込む
車をお持ちであれば、直接清掃センターに持っていくことができます。車に積み込む手間と移動時間の労力が必要になりますが、一番安く済ませることができる方法です。
清掃センターでは重量に対しての料金しかかかりませんので、自転車一台程度であれば数百円で済ませることができるはずです。
清掃センターを有効に使うことができれば不要品の処分はとてもお得です。一度利用してみることをオススメします。
不要品回収業者に依頼する
不要品回収業者を利用する場合、自転車1台程度では非常に高くつく可能性があります。ほとんどの不要品回収業者は自転車1台あたりの回収料金を1000円から2,000円程度に設定していますが、これに加え基本料金(出張料金)が必要な場合があります。
基本料金3,000円+自転車処分費1000円=合計4000円
となり、1台処分するにも4000円もの料金がかかることが多いようです。
利用することが悪いことではありませんが、最も料金が高くなることを覚えておいて下さい。ただ、全ての作業をやってくれるのでとても楽であるメリットがあります。
複数台ある場合は無料回収を利用しよう
不要品回収業者の中には自転車を無料回収しているところがあります。通常不要品回収業者に依頼すると、上記のように高い料金を取られます。そこで無料回収している業者を利用することで費用を0にすることができます。
探し方は簡単です。「○○(地域名) 自転車 無料回収」で検索すると探すことができると思います。
ただし、1台から回収を行っているところはほとんどありません。実家などに複数台ある場合は無料回収をオススメします。
人気ブランドの自転車は買取してもらおう
ロードバイクやクロスバイクは処分してしまうよりも売ることをオススメします。特に人気ブランドのTREK(トレック)、GIANT(ジャイアント)、COLNAGO(コルナゴ)、Bianchi(ビアンキ)などは中古市場でもやはり人気です。
本体だけではなく、各種パーツも買取をしてくれる場合があります。さらに、希望すれば自転車のみならずウェア、シューズ、アクセサリーなども一緒に買い取ってくれます。
買取の方法は、まずは買取の申し込みをします。買取してくれる店舗が近くにあるなら直接持っていってもよいでしょう。その他出張買取や宅配買取など業者によって買い取り方法が選べるところが多いようです。
問い合わせをすると買取には必要になる書類があることがわかります。通常は以下のものを用意しておけばいいようです。
・本人確認のできる身分証明書(免許証、パスポート、学生証など)
・自転車購入を証明できるもの(購入時の領収証、保証書)
・防犯登録の控え
ブランドに限らず、状態のいいものであれば買取してくれる可能性はあるので、一度問い合わせをしてみるとよいでしょう。