佐賀県嬉野市でゴミ屋敷のお片付け（無残な食品大量編）

嬉野市でゴミ屋敷・汚部屋清掃を行っているアークサービスです。

先日、忍者村近くの一軒家のお片付けに行ってきました。そのときの様子をご覧ください。

「家の不用品を回収してほしいのですが、、かなりたくさんあります」

「たぶん実際に見てもらったほうがいいと思うので、お見積りに来てほしいのですが、嬉野でも大丈夫ですか？」

弊社は福岡を拠点としていますが、佐賀県全域にも対応しています。お見積りに関しては、実査に現場を見させて頂く方法と、お写真を数枚撮影していただき、概算で料金を算出する方法をとっています。

今回はかなりの量があるとのことでしたので、目視したほうが良いと判断し、嬉野市までお伺いすることにしました。（もちろん無料です）

現場は築20年ほどの建物で、依頼主さまは想像していたより若い40代の夫婦の方でした。

「遠いところすみません。どうぞ、汚いですが…」

と通された部屋は、あらゆる生活雑貨がひしめき合っていました。部屋の写真は勘弁して欲しいとのことでしたので、部屋のお写真はありませんが、ゴミと言うよりまだ使える（もしくは新品）消耗品や便利グッズが大量にあります。おそらくあったら便利かな？っと感じて買われたものが多いように見えました。

通販の箱も半端ではありません。一部屋はダンボール置き場になっており、未開封のものもあれば、空き箱も詰め込まれているという感じです。

「私も旦那も片付けが苦手でどんどん物が増えていってしまいます」

「やらないといけないのはわかっているのですが、どこから手を付けていいのかわかりません」

「必要なものもたくさんあるので、仕分けをいっしょにやっていただけると助かります」

とのご希望でした。要不要の仕分けは弊社がもっとも得意としているところです。一点一点確認しながら行うため、時間はかかるものの、満足度の高い仕分けを提供することができます。

作業内容や日程、料金についてもご納得いただけたようで、その場でご契約いただくことができました。

必要なものも多くあるため、最終的にどのくらいの不用品が出るのか未確定ですが、これまでの経験から2ｔ車2台分を想定。仕分けに時間がかかることも予想されるため2日間で行うことになりました。

通販の箱を一つずつ開封し、新品でも使わないものは処分していきます。もちろん明らかなゴミは容赦なく処分です。

どこから手を付けていいのかわかりませんと言われていた依頼主様ですが、いざ片付けを始めると思いの外処分する判断ができる方でした。このように第三者といっしょに片付けると、プレッシャーもあるので次々に処分することができます。（不思議！）

そのため予想以上に部屋がきれいに、広くなっていきました。

一番大変だったのが、期限切れた大量の食料品です。片付けが苦手な方は、消費期限の切れた食品を多く保管していることが多いです。なかでも衝撃的だったのが冷蔵庫の中。

新しいものが何一つ入らないくらい詰め込まれていました。（この写真はOKをもらいました）

今回この冷蔵庫の中身も処分しましたが、消費期限内のものはほんの一握り。98％のものは消費期限が切れ、腐っているものでした。もちろん悪臭もひどかったです。

冷凍庫は半分以上霜に覆われており、取り出すことが不可能。ここは霜取りをしていただき、ご自身で処分していただくことになりました。

棚には14年前の缶詰がびっしり。そのすべてが以下の写真のように腐敗ガスにより膨張。

半分の缶詰は底が抜けており（サビと腐敗で穴が空いていた）、棚はどろどろ。こちらもなんとも言えない悪臭が漂っていました。

依頼主さまは申し訳なさそうにされていましたが、慣れている我々は即座に回収。予定通り、2日間、2ｔトラック満載で作業は完了です。

最後に、

「こんな事お願いして気が引けていましたが、笑顔で対応してくださりありがとうございました」

「たった2日でここまできれいになるとは思っていなかったです。もっと早くにお願いしておけばよかったです」

と笑顔でお礼の言葉をいただけました。このように心から喜んでくださるからこの仕事はやめられません。ここをみているあなたも、早く快適な部屋を取り戻してください。弊社がその一助となれば幸いです。