お墓を建てるまでにどのような手順を踏まなければならないのか
お墓を建てるというのは、一生で一度あるかないかというところです。そのため、どのような手順を踏まなければならないのか知らない人が多いです。
お墓の建立は実際にはどのように進んでいくのでしょうか。いかに手順を述べていきます。
@予算を立てる
まずは自分がお墓にどの程度の費用を用意することができるかを明確にします。お墓に関する情報を仕入れ、永代使用料、墓石、管理料などの相場を把握しておく必要があります。
A墓地を探す
お墓を建てるためには墓地を購入する必要があります。この場合の購入とは、永代使用権を取得することになります。
墓地も大きく分けて3つあります。寺院墓地、公営墓地、民営墓地です。それぞれ特徴があるのでその違いを把握しておきましょう。当サイトでも紹介していますので参考にしてください。
もちろん予算に応じて選ぶ必要がありますが、立地条件、契約内容、各種使用料、管理状況などを考慮しなければいけません。そのためには、必ず現地に赴き、目で確認することが大切です。
B石材店で墓石を決める
墓地が決まると、次は石材店を決めることになります。自分の気に入った石材店を見つけたいものですが、墓地や霊園によってはすでに石材店が指定しているケースがあるので注意が必要です。
決定した石材店とよく相談をし、墓石やデザインを決めていきましょう。ここでもある程度制約がある場合があるので気をつけたいところです。
墓地を決める時点で、「このようなお墓にしたい」と自分の希望を伝えておけば、トラブルになる可能性がなくなります。
Cお墓の施工
墓地とお墓のデザインが決まると、実際にお墓の工事に入ります。お墓工事は様々な工程があるため時間がかかります。およそ1〜2ヶ月が目安です。
D開眼供養
お墓ができた時点ではただの石のオブジェであり、まだ魂は入っていません。ここに故人の魂を入れることで、ようやくお墓になるのです。
この魂を入れる儀式を「開眼供養」といいます。開眼供養を行うためには、お坊様を招き法要をしていただくことになります。開眼供養は納骨されている、いないにかかわらず行います。
この開眼供養をもってお墓は完成になります。いずれの工程でも、満足のいくお墓を建てるには、情報を仕入れておくことはとても重要な事だといえます。