掃除の必需品:雑巾の使い方

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掃除をするときに欠かせない道具として雑巾があります。雑巾は掃除できないところがないほど優秀な道具で、わざわざ買わなくても使い古しの服やタオルで代用することができます。

 

洗剤を使って雑巾がけをする人は多いです。しかし、洗剤を頻繁に使っていると、素材そのものを傷めてしまう可能性があります。日々の掃除は乾拭きと水拭きだけで十分です。

 

幼い頃から慣れ親しんでいる雑巾ですが、雑巾の正しい使い方を理解している方は少ないです。ここでは、掃除がはかどる雑巾の正しい使い方について解説していきます。

 

雑巾の絞り方

 

水拭きが必要な汚れには、雑巾を水に浸し水気を絞ってから拭く必要が出てきます。このとき、おむすびを握るように絞っていては、水気が絞りきれず拭いた面がビチャビチャになってしまいます。

 

しっかりと水気を絞るには、適度な大きさまで折りたたんで、両端を握ってからクルクルと丸めながら絞ります。このとき、雑巾を水平にして絞る人が多いです。

 

ただ、雑巾の正しい絞り方は「雑巾を縦に持って絞る方法」です。イメージとしては、剣道の竹刀を握るように持つと良いでしょう。人間の体の構造上、縦に持って絞ると力が入りやすく、しっかりと水気を搾り取ることができます。

 

また、この絞り方だと水が落ちてくる箇所が一番下になるので、水の飛び散りをコントロールできるメリットもあります。

 

雑巾の使い方

 

雑巾を正しく使うためには、まず大きなゴミをホウキや掃除機で取り除かなくてはいけません。その後、用途に応じて乾拭きと水拭きを使い分けます。

 

雑巾がけをするときは、手のひらサイズまで折りたたんで拭くことで、汚れ面にしっかりと力が伝わります。この基本ができると、大きな力をかけずに雑巾がけができるようになります。

 

実際に拭くときは、コの字を意識して拭きあげると良いです。よくクルクルと円を描きながら雑巾がけをする人を見かけますが、この方法だと力が抜けるところがあるのでムラが残る可能性が高いです。

 

コの字を何度も繰り返す動作で拭きあげると、均等に力がはいるため一度拭いただけできれいにすることができます。

 

乾拭きが有効な汚れ

 

畳は水気を吸うと茶色く変色してしまうので、雑巾をかけるときは乾拭きが基本です。食べこぼしなどの汚れがついた時は、固く絞った雑巾を使用してください。

 

フローリングは頻繁に水拭きをしてしまうと、ワックスが剥離してしまう可能性があります。フローリングの普段のお手入れは、軽く乾拭きするだけで十分にきれいにすることができます。

 

また、柱などの木材は水気を嫌うので乾拭きを行います。

 

水拭きが有効な汚れ

 

水拭きが有効な汚れとして、「手垢」「皮脂汚れ」「飲み物のこぼれあと」などが挙げられます。汚れの具合により水気を調整して掃除をすると効率的です。

 

例えば、ジュースのこぼれを放置してしまうとこびりついてしまいます。そのようなときは、軽く絞った水気の多い雑巾で、汚れを少し浮かしてから拭き取るときれいに除去することができます。

 

ここでは、雑巾の使い方について説明してきました。普段何気なく使っている雑巾ですが、改めてその使い方を確認してみると、知らないこともあったのではないでしょうか。

 

雑巾がけは掃除の基本です。その基本が間違っていては、掃除がはかどりません。今一度基本に立ち返ってみると良いでしょう。


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